パスポートなしでも楽しめる「まるで海外みたい」な絶景ランキング 1位はマチュピチュみたいなあの城跡
日本国内でも、海外旅行をしたかのような絶景が楽しめるスポットが数多くあることをご存知でしょうか。リクルートライフスタイルが企画・編集する旅行情報誌「じゃらん」は、国内で楽しめる「まるで海外みたい」な絶景についてアンケートを実施。15日ランキングを発表しました。コロナで海外への渡航が難しい昨今ですが、身近なお出かけ先で世界の風を感じてみるのはいかがでしょうか。
調査は6月にインターネットを使って行われました。「じゃらん」に掲載されているスポットを中心に聞き、10代から60代までの男女2146人が回答しました。上位には、以前から根強い人気を誇る兵庫県の「竹田城跡」や香川県の「父母ヶ浜」がランクインしたといいます。以下、10位までのスポットを順にご紹介します。
▼1位:まるで「マチュピチュ」竹田城跡【兵庫県】
山頂に悠然と姿を現す天空に浮かぶ山城跡。標高353.7mにある城跡には、約400年前に造られた天然石の石垣が残っている。向かいにある「立雲峡」からは全貌を眺めることができ、早朝に行けば朝日に輝く竹田城跡を見ることができる。
▼2位:まるで「青の洞窟」竜王洞【新潟県】
佐渡最南端にある琴浦洞窟群の中でも特に大きい竜王洞。カヤックやモーターボートなどで中に入ることも可能。天気の良い日には太陽の光が差し込み、海の色が美しい青色に見える神秘的な探検を楽しんでみては。
▼3位:まるで「ウユニ塩湖」父母ヶ浜【香川県】
風のない干潮時の潮だまりが鏡のようになるので「日本のウユニ塩湖」と人気上昇。日没のマジックアワーは幻想的な風景が広がり、特に干潮と重なる時期が美しい。
※見ごろの時期や干潮時間は三豊市観光交流局の公式ホームページをご確認ください
▼4位:まるで「ピピ島」ヒリゾ浜【静岡県】
船でしか行けない場所のため、手つかずの自然が残された宝石箱のようなビーチ。普段は立ち入り禁止だが、夏の間だけ渡船が出る。5m底の石まで見える透明度、豊かなサンゴと魚たちなど、海中風景も日本とは思えない美しさ。タイ・プーケットのリゾート、ピピ島に例えられる。
▼5位:まるで「パイネ国立公園」仏ヶ浦【青森県】
「五百羅漢」「一ツ仏」など、仏にちなんだ名を持つ白い岩が約2kmにわたって連なる景勝地。ここは、観光船に乗って上陸するのがおすすめ。高さ100mの岩を間近で見ると、その迫力に圧倒される。その様子は、まるでチリ・パタゴニア地域の「パイネ国立公園」とも。運が良ければイルカに会えることも!
▼6位:まるで「ハワイ」日南海岸【宮崎県】
美しいビーチが広がる海岸線が魅力のスポット。輝く太陽と色とりどりの花が咲く様子はワイキキのビーチのような景色。温暖な気候に加えて、醸し出す空気感からも、どっぷりハワイ気分に浸れそう。
▼7位:まるで「ドーバーの白い崖」屏風ケ浦【千葉県】
銚子市名洗町から旭市飯岡刑部岬まで約10km続く高さ20~60mの海食崖。約300万年前からの様々な地質の重なりが美しく、東洋のドーバーとも呼ばれている。銚子マリーナ海水浴場~屏風ケ浦沿いに続く遊歩道から見るのがオススメ。
▼7位:まるで「トンガリロ国立公園」御釜【宮城県】
噴火口に生まれた湖で、様々な鉱物が溶け込んだエメラルドグリーンの水をたたえ、その様子は世界遺産に登録されているニュージーランドの「トンガリロ国立公園」のよう。時間や天候などの条件により色が変化するため「五色湖」とも呼ばれる。
▼9位:まるで「サハラ砂漠」鳥取砂丘【鳥取県】
東西16km、南北2.4kmに広がる雄大な砂の世界。風によって創り出される砂の造形美。「風紋」や「砂柱」「砂簾」など見ごたえのある風景は感動必至。「馬の背」と呼ばれる高さ47mの砂の丘からは、360度のパノラマ絶景が楽しめる。
▼10位:まるで「アマルフィ」雑賀崎【和歌山県】
和歌山市の南西端にある小さな港町は、かつて信長や秀吉と戦った雑賀衆の本拠地。湾を囲む緑豊かな傾斜部に家々が立ち並び、対岸から見ると蜃気楼と錯覚する海岸美は、イタリア南部のアマルフィ海岸を彷彿とさせる。夕日や夜景スポットとしても人気。
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なお、同社は「おでかけの際には、自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。また、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の防止に十分ご配慮いただくようお願いいたします」と呼びかけています。