女性の酒の酔い方のパターンを紹介したイラストがTwitter上で話題になっている。

件のイラストは20万人近いフォロワーを持つ人気Twitterユーザーのアンジェラ・ビーマイベイビーさんによって投稿されたもの。

酔い方のパターンは「記憶ない系」「酒苦手系」「大暴れ系」「病み系」「お母さん系」「眠くなる系」などに分類されており、それぞれ記された

「本当は覚えてるのに都合が悪いから記憶がないと言っている女も居る」(記憶ない系)

「どうせ汚れるからみたいな理由でよれよれの服で飲み会に参戦したりする」(大暴れ系)

「カラオケで失恋ソングいれて永遠に泣いてるがお前の恋愛そんなに壮大じゃなくない？」(病み系)

といった解説も「あるある！」と思わせるものばかりで愉しい。

「女性が大酒飲むなんて！」と言う声もあった封建的な時代とは異なり、男女問わずお酒は楽しんでナンボの現代。酔って多少ハメを外しすぎる女性の姿はごく日常的なものになったが、世の女性たちは同性の酔い方について、はたしてどう思っているものなのだろうか。今回、まいどなニュースではお酒の席に参加することが多いという女性2人に、アンジェラさんのイラストを見ていただいた上でお話をうかがってみた。

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南村杞憂さん（24歳 クリエイター、バーテンダー）

中将:最近の若い人はあまりお酒を飲まないと言われますが、南村さんの周りはどうですか？

南村:上の世代の方と比較するとわからないですが、私の周りでは日常的にお酒を飲んでる子が多いですよ。日本酒とかビール好きな子も珍しくないです。

中将:南村さん自身の酔い方はこのパターンにあてはまりますか？

南村:私はアルコール弱くて甘いお酒しか飲めないんで「酒苦手系」ですね。みんな酔ってても自分だけシラフだから、ちょっと「お母さん系」をやってしまう部分もあるかもしれません。

中将:身近な友達で、これらのパターンに典型的にあてはまる人はいますか？

南村:「大暴れ系」いますよ。酔って椅子壊したりして「デストロイ」って呼ばれてる子が（笑）。あと「病み系」は女の子によくいるパターンだと思います。

中将:「病み系」はけっこう鬱陶しい気がするんですが、同性からだとどう映るんでしょう？

南村:デフォルトの人間関係によりますよね。仲いい子ならまだいいけど、そうでなければ嫌ですね。

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Oさん（30代 会社員）

中将:Oさん自身の酔い方はこのパターンにあてはまりますか？

O:あえて言うなら「記憶ない系」かな。まるまる一夜の記憶がなくなるってことはないけど、部分的にはいっぱい飛んでますよね。

中将:僕は酔ってもけっこう覚えてるほうなんで「記憶ない系」の人を「都合悪いことだけ忘れたふりしてるんちゃうか」と疑ってるんですが。

O:興味ないお誘いとかは酔って忘れたふりしますよ（笑）。

中将:やっぱりやるんですね（笑）。

身近な友達で、これらのパターンに典型的にあてはまる人はいますか？

O:典型的にあてはまってるって人はあまりいないかも。「酒苦手系」「眠くなる系」は体質だから仕方ないけど、同年代になると綺麗に飲んでる人が大半ですからね（笑）。

中将:年齢で変わる部分はあるかもしれませんね。

O:20代の頃はこういうパターンにあえて自分をあてはめて、あざとい演出をする人が多かったかもしれません（笑）。

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お二人の話を聞いて、現代に生きる女性たちのたくましさとしたたかさを見た気がした。読者の女性のみなさんは今回ご紹介したパターンにあてはまっているだろうか？また周囲にあてはまっている人はいるだろうか？今度誰かとお酒を飲むとき、周囲の女性たちがどんな酔い方をしているか分析してみるといい酒のアテになるかもしれない。

（まいどなニュース特約・中将 タカノリ）