スイカの香りとチョコレートの風味に心躍る「スイカパン」…見た目も本物のスイカみたい!手土産に好評
近年は、スイカはスイカでも沖縄県のかりゆしすいかや北海道のでんすけすいかなど、ブランドスイカが人気なのだとか。こぶりなものから大玉までさまざまなスイカを味わうことができます。今年の夏は猛暑だったので、スイカで涼を取ったという人も多いでしょう。
夏に欠かせないのは果物のスイカばかりではありません。デニッシュ食パンで有名な「ボローニャ」の大丸梅田店の店頭に並ぶスイカパンも夏の風物詩のひとつです。
■冷やしてスイーツのように食べたいスイカパン
毎年、夏になると販売されるスイカパンは、人気商品。5年前から販売しているのですが、すっかり夏の風物詩になっているそうです。味わいはもちろん、ころんとした形も可愛く、見ているだけで楽しい気分になれます。
真っ赤な果肉部分には、フランス産のスイカのピューレがたっぷり使っているそうです。種に見立てた甘くて風味豊かなミルクチョコレートが惜しみなく散りばめられていて、スイカピューレとも好相性。パン好きはもちろん、スイーツが好きな人も見逃せない逸品です。
スイカパンを開発した萩誠治社長は、スイカピューレを作っている会社の人から、「世界で一番たくさんスイカピューレを使っているのはあなたです」と言われたそうですが、ジューシーなスイカピューレがたっぷり生地に練りこまれています。ビニール袋の封を開けるとふわりと甘い香が漂い、食欲をそそられます。
パンとスイーツのいいとこ取りをしたような感じで、「トーストせずに常温で、もしくは冷やして食べる」のがポイント。冷やしてからカットすると、種に見立てたチョコレートの断面がきれいな模様になります。
■和菓子を作るように1斤ずつ手作り
香川県で観賞用に作られている「四角スイカ」というスイカがあるのですが、ボローニャのスイカパンも食パンのような四角い形をしています。ただ、スイカパンの場合は、普通の食パンと違い、緑と黒の皮の部分と内側の白い部分、果肉にあたる真っ赤な部分、それぞれの生地を、和菓子を作るように職人さんが1斤ずつ重ねて成型して作っています。そのため、1日に作れる数量は最大300個。大丸梅田店では1日20個数量限定販売しています。
■スイカパンで楽しいひとときを
スイカパンは、スイカ模様の専用ボックスに入れてくれるので、自宅用はもちろん手土産にもお勧めです。プレゼントしたら、話が盛り上げること間違いありません。大丸梅田店の通信販売では、赤だけでなく、黄色のスイカパンとセットになったものを購入することもできます。
今年の夏は長梅雨で、お盆までの期間が短かったので、あっという間に立秋になりましたが、スイカパンで夏の名残を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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価格:1斤 1728円(税込)
<問い合わせ>
大丸梅田店
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3丁目1-1
TEL:06-6343-1231
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)