「気にすんなって。俺もひどい反応だったよ」 セリフに説得力があるせんとくんの走り描きが話題
2025年大阪・関西万博の運営組織「日本国際博覧会協会」から25日に万博のロゴマークが発表された。細胞をイメージした赤い円を連ね、万博のテーマである「いのちの輝き」を制作者らが表現。このロゴマークに対し、ネット上の反応は、このデザインに「魔物」「バケモノ」「キモカワいい」など、賛否両論の意見が出ていた。
発表の翌26日には、会社員の実寸法師さん(@jissunboshi96)がTwitterに「気にすんなって。俺も公開当初はひどい反応だったよ。」というつぶやきとともにイラストを投稿。2010年の発表時にやはり、賛否両論あった“先輩”の平城遷都1300年祭の公式マスコットキャラクター、せんとくんから新ロゴが励まされる走り描きのようなイラストが話題となっている。
Twitterには「せんと君誕生時確かに衝撃でした(笑)この2キャラを結びつけられる発想、天才。素晴らしくグッときます!」「そーいえば 公開してしばらくは 色々言われてたものね(^_^)でも 今となっては 定着したもんね」「どっちもクセ強くて好きです赤いビックリマーク せんとパイセン優しい」と、新しいロゴマークを支持する声が多かった。作者の実寸法師さんに話を聞いた。
--この2つのキャラを結び付けた理由は?
「せんとくんが公表された際、誹謗中傷されていたのを強く覚えています。しかし、今ではしっかりと浸透し、人気飲料のCMに出演するまでになりました。今回の大阪万博のロゴキャラクターも、発表された瞬間に強い話題性で世間を騒がせました。(ネット上では)『コロシテくん』という悪趣味な名前までつけられ、少し可哀想な印象をうけました。せんとくんなら彼の心境を察せるかな、と思いこの2キャラを結びつけました。せんとくんのように今後浸透したらいいなと言う思いです」
--新ロゴは今後、人々に受け入れられると思いますか?
「せんとくん並みかそれ以上の話題性があるので、得られると思います。ただ、せんとくんよりも受け入れられてる気がするので、早くに飽きられなければいいなあと思います」
--それにしても絵がお上手ですね、何年くらい描かれていますか?
「2カ月半です。緊急事態宣言下の自粛中に暇潰しとして始めました」
なんと。
(まいどなニュース・佐藤 利幸)