蓋が開く!電極パッドが伸びる!ボタンも押せる!本格ミニチュアAEDがガシャポンで登場
9月9日の「救急の日」にちなみ、バンダイはAED(自動体外式除細動器)のカプセルトイ「ガシャポン ミニチュアAED」(全4種、1回300円)を全国のカプセル自販機で順次、発売する。AEDを開発・製造・販売する医用電子機器メーカー「日本光電工業」が監修。形状やパーツ構成を忠実に再現している。
AEDの普及・啓発を目的とするコラボ商品。日本では2004年から一般市民も使えるようになり、公共施設などでの設置が進む。今回はより多くの人にAEDを身近に感じてもらうことで、緊急時に適切な対応ができる人を増やすのが狙いという。
サイズは全長30mm~50mm。需要や技術の進化に合わせてモデルチェンジをしている中から、普及率の高い3モデルと、2020年度モデルである「Mobileタイプ」をラインアップした。いずれも蓋を開くことができ、電極パッドを伸ばしたり、ショックボタンを押したりできる本格的な仕様になっている。
企画・開発を担当したバンダイベンダー事業部の望月一輝さんは「普段なかなか触れる機会のないAEDですが、事前に中身や構造を理解し、どのように操作するかを知ることができる商品があれば、焦らずに人命救助ができると考えて企画しました。ぜひ、遊びながらAEDの使い方を覚えてみてください」と話している。
(まいどなニュース・黒川 裕生)