新宿をビジュアルジャックしたHina 一時は故郷・京都に帰った過去も…再デビューしてブレイク
次世代ガールズ・ユニオンFAKY(フェイキー)のメンバーであり、”黒髪パッツン”がトレードマークの美女・HinaがZ世代のファッションアイコンとして台頭してきている。
新たな次世代スターの登竜門と言われる大人気恋愛リアリティーショーABEMA「月とオオカミちゃんには騙されない」への出演を機に「No.1モテ女」としてティーンから市民権を獲得したHina。インスタグラムのフォロワー数は24倍に、TikTokのフォロワー数は、40倍に膨れ上がり、Z世代のカリスマとして一気に注目を集めた。
「月とオオカミちゃん」出演後もその勢いはとまらず、9/4からスタートしたファッション雑誌『JJ』のWEBマガジン『weekly JJnet』の創刊号では表紙を飾り、『JUNRed』のジェンダーレスレーベル『it iCON』では、公式アンバサダーに就任。他にも秋元梢やemmaも出演する『Candy Stripper Magazine』の9月号、雑誌『Sweet』8月号、雑誌『ViVi』10月号、Webマガジン『NYLON.JP』、雑誌『WEGO magazine』 9月号に掲載されるなど、各ファッションメディア・ブランドから引っ張りだこだ。また、Hinaが所属するFAKYとしてもコスメブランドの『ヴィセ』×『ViVi』のWebタイアップ起用、雑誌『CanCam』10月号への掲載など目まぐるしい。
中でも、彼女の活躍を象徴するのが、新宿駅東口の大看板だ。9/1より今年度のルミネエストのストアガールを務めることが発表され、新宿駅構内やルミネエスト館内などをビジュアルジャック。「東京都内がこんなに自分だらけになる日がくるなんて、数ヵ月前は夢にも思ってませんでした。」と歓喜のコメントをSNSに投稿。ファンからは、「ひなちゃん、ほんとにオメデトウ!!!!」「新宿でHinaちゃんに会えるなんて! かわいい、かわいい!! おめでとう!」「おめでとう!『HinaTube』も見たよ! 新宿行けるときに行って、たくさん拝んでくるね」といったコメントが殺到した。
そんな順風満帆に見えるHinaだが、実はここまでくるには険しい道のりを歩んできた苦労人だ。都会的なイメージとは裏腹に、京都の山間部に5人兄弟の長女として育ったHina。近隣通しが近く狭いコミュニティの中で、芸能界に入るなんてことは以ての外、将来の夢は思春期までひた隠しにしてきたという。転機が訪れたのは18才。「avex GIRL’S VOCAL AUDITION」セミファイナリストに残ったHinaは小室哲哉氏がプロデュースする女性グループ「Def Will」のセンターとしてデビュー。田舎から出てきたばかりの10代にはあまりにもセンセーショナルな人生トピックスが一挙に押し寄た後、2年で惜しまれつつも解散。孤独に歯を食いしばり乗り越えてた色々なことがあっという間に花と散った直後、人知れず京都へ帰り芸能界の運命に翻弄された自身の人生を涙を堪えてひたすらにかみ締めたという。
その後同事務所で活躍をしていた「FAKY」の新メンバー加入のオーディションを受け課題に取り組むひたむきな努力の姿勢が評価され晴れて再デビューを果たし今に至る。
数々の街中広告で、またファッション誌で、真っ直ぐとこちらに眼差しを向けるHinaの凄みは、このような経緯が輝かせた強さに違いない。順風満帆なシンデレラストーリーの主人公ではなかった彼女のパーソナルな魅力も同世代のこころを掴んで離さず、YouTube CHANNELは短期間で20万人を超えた。
そんなHinaはまさしく自らで道を切り開き、自己実現を尊重するZ世代のジャンヌダルクといえるだろう。彼女のさらなる飛躍に期待が集まる。