超便利!「マスク入れたまま洗える」マスクケースが人気 洗濯ネット素材…型崩れを防ぎ、衛生面も安心
外出先での食事などマスクを一時的に外す時、あると便利な専用ケース。マスクの外側ってウイルスで汚染されやすいといわれるので、テーブルの上に直接置くのはためらわれるんですよね。でも、同じマスクケースを繰り返し使うと内側が汚れそうで衛生的に不安…。そんなモヤモヤを一挙解決してくれる便利グッズが人気を集めています。
それは、洗濯ネット素材のマスクケース。洗える布製のケースはたくさん出ているのですが、これはマスクを入れたまま洗濯でき、厚みのあるメッシュ生地で型崩れも防いでくれるというアイデアが受けています。しかもカラーやデザインのおかげでポーチのような見た目。まだまだマスクが手放せない中、外出時の心強い味方になりそうです。
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ハンドメイド作品の売買サイト「Creema(クリーマ)」でクリエイターとして活動するresilienceさん(東京都)は、マスクの品薄に悩んでいた今年3月、繰り返し洗っても毛羽立ちや型崩れを抑えられるようにとマスクサイズの洗濯ネットを考案。干しやすいようにフープを付けたり、持ち歩けるようデザインに改良を重ねたりし、これまでさまざまなカラーバリエーションの33種類を制作。500件以上の注文があり、反響に自身も驚いているといいます。
ピーク時は医療・福祉関係者からの注文を優先的に受けつつ、制作が追いつかず発送まで16日待ちだったことも。同サイトのマスクケース部門のお気に入りランキングでも2位にランクイン。resilienceさんは「思いつきで作ったものが多くの人に喜んでもらえて本当に良かった」と振り返り、セミオーダーにも対応しながら制作販売しています。
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「そのまま洗える抗菌マスクポーチ」を製造するのは、仏具製造卸「サカエ金襴」(富山県)。一般向けの座禅グッズも手がけ、3月にサウナ用の座禅クッションを発売したタイミングでコロナ禍が直撃し、全国のサウナ施設が軒並み休止に。せっかく用意した速乾性の高いポリエステル100%のメッシュ生地が余ってしまったそう。そこで社長がひらめき、マスクケースに転用して売り出したところ、これが大当たり。6月の発売以降、約8000点を販売し、今や同社の売れ筋商品といいます。
「ほとんどが女性」という同社社員のアイデアを集め、予備マスクの収納ポケット、消毒液ボトルをセットできるループ付き。3色で1400円(税別)。同社のネットショップ「ZAF(ザフ)」などで買えます。
(まいどなニュース/神戸新聞・神谷 千晶)