資生堂“美のプロ”2人が伝授 マスクをしても好印象で素敵な女性に見せるには?「前髪と眉」がポイント
資生堂ジャパン近畿支社とパナソニックセンター大阪が10月29日、グランフロント大阪の同センター内にあるビューティーサロン「サロン・ド・ビューティー」で、マスク姿に合うメイクとヘアテクニックが学べるワークショップ「マスクの下は笑顔です!~好印象を与えるマスク身だしなみ&スマイルバッジWORKショップ~」を開催した。
資生堂が誇る“美のプロ”2人が登場。マスクをしていても好印象で素敵な女性に見せるポイントを、惜しげもなく伝授した。講師を務めた資生堂ジャパンの畑中美紀さん(44)が、魅力的に見せるマスクメイクをレクチャー。資生堂サロン&スパの美容師・児玉さと子さん(35)が、マスク着用時も優しく好印象に見える前髪アレンジを実践した。
2人は、秋冬おすすめのマスクメイクのポイントを「前髪と眉」とした。マスクをしたまま前髪で眉を覆い隠してしまうと、表情がわかりにくく暗く寂しそうな印象になるという。児玉さんは「前髪ありでは量感と立体感、長さを調節すると、明るく軽やかに見える。眉が透けて見える厚さや、眉より短い長さにするなど、立体感や起伏をつけて、軽やかで明るい印象に」とアドバイスした。
畑中さんも「マスクをしている時は、厚みのある前髪では額を見せて、お顔を見える部分を広く」と提案する。前髪なしでのポイントは立ち上げ。児玉さんは「立ち上がりと動き、立体感。立ち上がりがあるかないかで、光が当たる印象で元気に見えたり、若々しく見える」と力説した。
眉のポイントは暖色。畑中さんは「眉に赤みを足すだけでも温かみのある印象になる。赤みのあるパウダーをブラシでふわっと乗せるだけでもイメチェンになります。アイカラーも暖色を選ばれると、より柔らかな印象に。赤いアイラインを引くなどステップアップして楽しんでください」と呼びかけた。
参加者の生田由樹さん(20)は「マスクをするようになってから化粧をあまりしなくなっていた。眉毛に赤色を入れて、ふわっと感を入れるとやってみていい感じだった」と驚き。児玉颯希さん(25)も「マスクで色合いも適当にしていたし、眉と前髪も合わせていなかった。なりたい印象になれた」と、新しい発見を得ていた。
資生堂ジャパン近畿支社では10年以上前、マスクをしての作業時に笑顔が見えづらいとして笑顔を撮影したネームプレート「スマイルバッジ」を着用していた。コロナ禍を機に、スマイルバッジをリバイバル企画として復活させる。畑中さんは「接客業の方で気持ちを伝えたいのに、マスクではなかなか伝わらなかったり。コロナの中でふと、スマイルバッジを思い出した。ネームプレートで気持ちを伝えられたら」。匠の技とスマイルバッジで、マスクの下の笑顔を見せる。
(まいどなニュース/デイリースポーツ・杉田 康人)