「木彫りにしか見えない」ダンボール製の“木彫りの熊”が話題に 製作のきっかけはキングジョー
ダンボールで作られた「木彫りの熊」がSNS上で大きな注目を集めている。木彫りの熊と言えば北海道土産の定番。その名の通り、本来は木を彫刻して雄々しい熊の姿を掘り出したものだが、こちらの「木彫りの熊」はダンボールで作られながら、画像で見る限りはほとんどその違いがわからない。
「出来ました!!️ ダンボールで作った 「木彫りの熊」です!#ダンボール木彫り熊 #ダンボリアン #ダンボール工作」(Dr.エムタンさんのツイート )
そのあまりの精巧さにSNSユーザー達からも
「毎日段ボールと共に生活してますが…木彫りにしか見えない」
「すごいです!(๑╹ω╹๑ ) ダンボールの素材感逆手にとってホントの木彫りみたい。 しかもこの前、ちびまる子で木彫りの熊の話しやってたからめっちゃタイムリーですよ。」
「スゴいですね 過程を見ていないと誰もダンボールだと、わからないと思います。」
「工芸品として堂々と飾れる風格、流石です!」
など多くの驚嘆と称賛の声が寄せられているのだ。
このダンボール製「木彫りの熊」はどのような背景で作られているのだろうか?製作者のDr.エムタンさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):あまりにも自然な木彫り感が出ていてびっくりしました。Dr.エムタンさんがダンボールでこういった創作活動をはじめられたきっかけをお聞かせください。
Dr.エムタン:3年前に、ある日ふと「ダンボールでキングジョー作れる!」、「大人が真剣にダンボールでロボットを作ったら楽しい事になる!」と思い、キングジョーのガワコスを作り始めたのがきっかけです。
中将:元々は怪獣やロボットを作ることから始まったんですね。
しかし、あえてそれらをダンボールで作品を作ることの魅力とはどのようなものなのでしょうか?
Dr.エムタン:ダンボールは何と言ってもタダで手に入り、加工がしやすく、アイデア次第でいろんな表現が出来るのが魅力だと思います。
中将:今回紹介された木彫りの熊を作る上でこだわったポイントをお聞かせください。
Dr.エムタン:熊のおでこと鮭の鱗の所なんですが、彫ってる部分と平らな部分の境目がこだわりポイントです。
◇ ◇
Dr.エムタンさんはこの木彫りの熊以外にも実にさまざまな作品を制作している。12月6日に青森アスパムで開催されるダンボール造形イベント「ダンボリアン3」ではその一部を間近に見ることができるということなので、ご興味のある方はぜひ足を運んでいただきたい。
『ダンボリアン3 テーマ「3密回避で楽しもう!の巻」』
開催日:2020年12月6日(日)
開催時間:10:00~17:00
会場:青森県観光物産館アスパム
青森県青森市安方1-1-40
※青森駅東口から徒歩約9分
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)