スーパーの魚売り場でサンマを横取り!?「年功序列おばさん」の傍若無人ぶりが話題に

スーパーマーケットで年下に対して傍若無人にふるまう「年功序列おばさん」の存在がSNS上で大きな話題になっている。

そのきっかけとなったのは主婦の「お肉さん」さんの「魚コーナーで、若い女の人が残り少ないサンマをトングで掴もうとした瞬間「お姉ちゃん、こういうのは年功序列よ」と突然現れたおばちゃんが全部横取り。令和に恐ろしいもん見たな…と思っていたら、奥から新鮮なサンマが沢山運ばれて来るという、分かりやすいバチの当たり方をしてて笑った。」という投稿。

年齢を笠に着てサンマを独り占めしたものの、結果的に損をしてしまった年功序列おばさん…まるで「痛快TVスカッとジャパン」(フジテレビ)のような自業自得のストーリーだが、似たような経験をしたという方は多いようで、SNS上では「年功序列だからと忖度を求める高齢者がいかに多い事か。自分自身で勝負するのが怖いからそんな事を言うんだろうと思います。」「スーパーで必ずこういう訳わかんない常連の客居るよね。店員に謎の文句ばかり言ってるおばさんとか」 など共感のコメントが多数あがっている。

「年功序列おばさん」について「お肉さん」さんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):この年功序列おばさんを見かけられたのはどちらでしょうか?

お肉さん:場所は近所のスーパーでした。

中将:年功序列おばさんの雰囲気や、割り込まれた時の若い女性のリアクションなど覚えておられる範囲でお聞かせください。

お肉さん:おばさんは50代後半から60代前半のどこにでもいるような雰囲気の方です。サンマの一件があった時は、若い女性もその周りにいた数人の主婦と思わしき方達もビックリして全員固まっておりました。

中将:年功序列おばさんはよくこの店舗にあらわれる方なのでしょうか?

お肉さん:実はこのおばさん、このスーパーの常連で、私も買い物の最中に「私の使ってるカートのタイヤがおかしいから、あなたのと交換してくれない?」と言われたことがあり、ご自分で入り口まで行かれて交換されたらどうですか?と言ったことがあります。おばさんは、しぶしぶカートを交換しに行っておりました。

中将:ちょっと常識に欠けていますね…。

  ◇  ◇

当然のことだが、年功序列という概念はいついかなる時も適用されるようなものではない。困っている人を手助けするなど、多少の配慮はあってしかるべきだが、社会においてはみな平等。少なくとも「自分は年上だから」と人に圧をかけるような見苦しい行為は避けたいものだ。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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