アパレルのSWIS（スウィッシュ、大阪市西区）は15日、同社ブランドV.D.L.Cの新商品「秋冬モデル　VDLCオリジナル高性能マスク」の予約販売を開始しました。

　今年5月に発売した洗える夏マスクの秋冬バージョン。夏マスクは速乾性とサラッとした素材感が人気となり「8000枚売れました」（同社担当者）。

　今回の冬マスクは、前回同様、抗ウイルス、抗カビ、制菌、抗菌の加工を施した生地を使用。吸収速乾性はそのままに、熱を逃さない保温性をプラス。

　実際に着用する同社代表取締役の丸本隆さんに聞くと、「保温性がよく、しかも蒸れない。『ああ、確かに暖かさを逃さへんな』と思いました」。生地は「天然素材に近い織り方で、少し肉厚感のあるマットな肌触りです」。丸本さんは特に気温が寒い時にマスクの暖かさを感じるといい、「寒い地域の方や、冬のキャンプやアウトドアなどで使っていただきたい」とアピールします。

　同社は2009年にブランド立ち上げ後、服飾や帆布バッグなど、職人の手によるメイドインジャパンの製品を製造。自社実店舗やオンラインショップなどで販売するほか、有名セレクトショップなどとも取引。コロナ禍でマスク不足を目の当たりにし、ものづくりの実績を生かして自分たちが作るべきではないかと、今春初めてマスクの商品化に乗り出しました。

　「秋冬モデル　VDLCオリジナル高性能マスク」は、全5色（カーキ、黒、ネイビー、白、ライトグレー）。サイズはS､M､L。各1980円（税込）。日本製。12月中旬頃に入荷予定。マスクの予約や最新情報は「V.D.L.C直営店　布と器と植物こまのぐ」オンラインショップへ。

（まいどなニュース・金井 かおる）