お箸で取るとボロッ…鍋のお豆腐のイライラ、三角形に切ると崩れにくい?「目からウロコ」と話題
日ごとに寒くなってきて、お鍋が恋しい季節。そして、お鍋といえばやっぱり絹豆腐。ハフハフしながら食べる熱々プルプルのお豆腐は、脇役としても、湯豆腐など主役としても存在感ばっちりです。…が、これ、ちょっとサボって箸で取ろうとしようものなら崩れまくって後悔することも度々。そんな中、絹豆腐でも崩れにくい、目からウロコの切り方がネットで話題になっています。
「昨日義実家で教えてもらったけど、鍋とかの具のきぬ豆腐、三角形に切ると、箸で取る時全然崩れなくてびっくり。めちゃくちゃ安定して取れる。今まで豆腐と格闘してた時間を返して欲しいわ」
先日、切り方のイラストを添えこうツイートしたのは、ワーママで、エノキダケを乾燥させオリーブオイルに浸け、ポルチーニ茸のような風味を出すエノキオイルなどを紹介しているイモンヌ®︎1y8mテレワーク中(@mamonakumamannu)さん。これまでに3.4万いいねを集め、「危うく一生、立方体と格闘するところでした」「やってみます!」「誰か物理工学的に説明して」などのコメントが相次いでいます。
イモンヌさんに聞いてみました。
-これは…驚きました!お義母さまはどこでお知りになったのでしょう。
「お義母さんは何かの本で見たようです。子供用の豆腐スープを作ってるときに教えてもらいました。凄く掴みやすくてびっくりしました。私も家族も豆腐が大好きで、あらゆる豆腐製品が好きなので助かりました」
-これまでの格闘の歴史を教えてください。
「鍋が1番イライラしますね。家族なのでオタマもおきますけど、やっぱり皆がそれぞれつっつくので、一発で取りたいのに崩れて何度も取っては崩れしまいにはやっぱりお玉で取るということがしょっちゅうです」
-わかります…!!私は一時、諦めて木綿豆腐にしていました。でも絹のあのとろり感も恋しいです。
「やはり皆同じことで困ってるんだなと思いました。これを機に豆腐屋さんと一緒に三角の豆腐を売り出す企画をしてみようかとちょっと思いました(笑)」
というわけで、実際に家にあった絹豆腐で挑戦してみました。対角線で切って、お皿に。と、ここまでは同じ。箸で持ち上げてみると…確かに崩れません。イモンヌさん曰く「底辺を上にすると安定します」とのことだったので、そうしてみると…しばらく持ち上げていても大丈夫です。これはびっくり。確かに橋などに見られる「トラス構造」のように、三角形は外からの力に対する抵抗力が強いのが特長ですが、そもそも柔らかい豆腐までとは…。
三角のお豆腐が入っているのも、ビジュアル的にちょっと変わってて楽しそうですし、今年の冬は三角豆腐、いかがですか?
(まいどなニュース・広畑 千春)