クリスマスはオンラインデートが増加? プレゼントは男女で意識の差 アンケート調査
ジュエリーブランド「4℃」を展開する株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツ(本社・東京都)は、恋人もしくは配偶者のいる20~40代男女200名を対象にクリスマスの過ごし方やプレゼントについて意識調査を実施した。
「今年のクリスマスの理想の過ごし方」について質問したところ、男女ともに大多数が「家族と過ごす」と回答。そして、第2位が「ホームパーティー(おうちで過ごす)」(女性53%、男性36%)、第3位が「イルミネーションを見に行く」(女性15%、男性18%)と続いた。
すでに「おうちクリスマス」や「巣ごもりクリスマス」といったワードがトレンド化。実際に大手百貨店やホテルのクリスマスケーキは1~2名で楽しむ「小型ケーキ」の需要が高まっており、有名ホテル・飲食店がテイクアウトメニューを提供したりと、その過ごし方はコロナ禍を経て昨年から大きく様変わりしそうだ。
また、今年は「オンラインデート」を検討しているというカップルも目立った。20~40代の女性では2%に留まるものの、30代男性に限定すると10.7%が今年はオンラインデートを検討していると回答している。オンライン飲み会のトレンド化など、オンライン上でも繋がりやすくなったことで、遠距離カップルだけでなく、コロナ禍で会うことを控えているカップルの選択肢の一つとなっていることがわかった。
今年だからこそのプレゼント選びの基準も明らかに。「パートナーに対して今年のプレゼントを選ぶ上で一番重視していることはなんですか?」という質問に対し、女性は第1位「想いが伝わること(32%)」、第2位「愛情が伝わること(21%)」と回答し、男性は第1位「想いが伝わること(30%)」、第2位「心の繋がりが感じられること(21%)」と回答した。
次に男性に「今年のクリスマスプレゼントはどんなものを渡そうと思いますか?」という質問をしたところ、全体で第1位は「ジュエリー(29%)」という結果に。次いで第2位「コスメ(23%)」、第3位「バッグ(21%)」となった。昨年までは「モノ消費よりトキ消費」で、旅行やディナーなどの体験型ギフトが人気だったが、今年は感染予防のための外出自粛で、モノを贈り合う方向にシフトする傾向にあると考えられる。
一方、女性に「今年のクリスマスプレゼントとして最も欲しいもの」について尋ねると、第1位「ジュエリー(43%)」、第2位「バッグ(37%)」となり、男性がプレゼントとして検討している「コスメ」は23%という結果に終わった。ジュエリーやバッグと異なり、個々人で好みが大きく分かれるため、プレゼントとしてもらうよりも自分で買いたいと考える女性が多いと考えられる。さらに、20代男性が贈りたいプレゼントでは4位だった「ジュエリー」が、20 代女性では第1位(61.3%)という結果となり、プレゼントに関する男女の意識の差が明らかになった。
【調査概要】
・内容:「クリスマスプレゼント」に関する調査 ・調査期間:2020年11月10日~2020年11月11日
・方法:インターネット調査 ・調査対象:20~40代 女性100名・男性100名 ※恋人・配偶者のいる方対象