ママが選ぶ今年の漢字ランキングに「家・病・禍・命・籠」…コロナの影響色濃く
ママが選ぶ今年の漢字ランキングが公表され、トップ10に新しくランクインした漢字に注目が集まっています。その文字は…「家・病・禍・命・籠」。新型コロナウイルスによる生活や心境の変化が影響しているようです。
「授乳ノート」「ステップ離乳食」「ワクチンノート」といった子育て支援アプリを運営しているカラダノートが、アプリユーザーの母親たちに「今年をあらわす一文字」を聞くアンケート。2017年から継続して調査しており、今年は391人が回答しました。
今年初めてランクインしたのは「家・病・禍・命・籠」という5つの漢字。回答された理由をみると、新型コロナウイルスの感染拡大防止による外出自粛などの出来事が色濃く反映しているようです。
「家族の時間が増えて、新しい家族も増えたから」「コロナが流行し、家に籠っていたから」など、外出自粛によって家族との時間や家にいる時間が増えたという声があった一方で、「はじめての出産をして命の誕生を感じた事、それに対して好きだった芸能人が次々に突然旅立ってしまい命の儚さを感じた」「第3子が産まれたのもありますがコロナで命を落とす方も多くいたため」など、命に関する声もあったそうです。
なお、上位は1位「幸」38人、2位「変」22人、3位「新」21人…という結果でした。2017年、2018年に実施した同内容のアンケート結果でも「幸」が1位、「変」が2位を獲得していたといいます。しかし、漢字を選んだ具体的なエピソードをみると「子どもが産まれて、より幸せを感じるようになったから」や「子供が誕生し変わり、新型コロナウイルスで変わり、全てが変化した一年だった」など、やはりコロナによる生活環境の変化をうかがうことができたといいます。