小1の子だけと思っていたら、3歳の弟も一緒にやってきて…子どもを預かってもらうときのマナーを考える
ママ友に子どもを預かってもらったり、子どもを預かることはよくあることですよね。しかし、中には常識の範囲を超えてくる迷惑なママ友もいます。
■初対面で、断るに断れず…
私の友人から聞いた話です。
先日、小学1年生の娘さんが友達と、娘さんの家で遊ぶ約束をしたそうです。
その日、友人は留守にしていて、家には娘さんの祖母がいました。
程なくして、約束をしていた友達がお母さんと共に家を訪れましたが、そこには3歳になったばかりという友達の弟もいて「一緒にお願いします」と出迎えた祖母に預けていってしまったそうです。
そのママ友と娘さんの祖母は初対面で、断るに断れず、そのまま預かってしまったそう。オムツも取れたてのようでトイレへ連れて行くのも大変な上、替えのオムツなども渡されていませんでした。
アレルギーがあるかもしれないと考えると、おやつも何をあげていいのかわからず、目を離すこともできずに本当に大変だったと、帰宅した友人に話したそうです。
友人はその日以来、そのママ友との付き合い方や距離感について考え直したそうです。
■子どもを預かってもらうときのマナー
ママ友とはいえ、子どもを預かってもらうにはマナーが大切ですよね。「親しき中にも礼儀あり」です。
そこで、子どもを預かってもらうとき、ここだけは意識するようにしましょう。
・相手の予定を事前に確認しておく
・預ける時間帯を考える(朝早くや夕飯時は迷惑ですよね)
・食事、おやつ、おもちゃ、オムツ、着替えを準備する
・ちょっとした手土産でお礼をする(反対に今度は自分が子どもを預かるでもOK)
…いかがでしょうか。
あなたは子どもを預けるとき、意識していますか?
■預かってと頼まれたときの断り方
しかし、どうしても子どもを預かることができないときもありますよね。その際は、差し支えのない断り方も大切です。
無理に預かると気持ちの面でも大きな負担となるので、断りたいときはきちんと断るようにしましょう。
おすすめの断り方は…
・その日は予定があるから
・自分の子どもで精一杯だから
・万が一のことがあったら困るから
・第三者に断るようにいわれたから
…といった感じでしょうか。
ママ友とは深入りせず、程よい距離感を持ってフランクに付き合うことをおすすめします。もちろん、他のママ友の悪口を言い合うのはもってのほか。プライベートはあまり詮索しないほうがいい距離感を保てます。
一定の距離を保つためにも、子どもを預かるときのマナーと、預かってと頼まれたときの断り方を身につけて、ストレスのない付き合い方をするようにしましょう。
(まいどなニュース特約・長岡 杏果)