2020年最も検索された城は「姫路城」!?ヤフーがランキング発表 検索総数は春に半減…コロナ禍が影響
この1年間、一番検索されたお城はどこだと思いますか? ヤフーは同社が運営する検索サービス「Yahoo!検索」のデータに基づいた、2020年の「日本の城 検索ランキング」を公表。第1位は兵庫県姫路市にある「姫路城」でした。姫路城といえば、日本初の世界文化遺産であり、シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」との愛称でも親しまれています。ネットの世界でも多くの人の関心を集めていたようです。
今年は新型コロナが観光に大きな影響を及ぼしており、城の来客も減っているといわれています。実際、国内の98の城について集計すると、2019年度は約半数の城の入城者数が、前年と比べて減少していたというデータもあるといいます。そのような状況をふまえ、公益財団法人・日本城郭協会が選定した「日本100名城」を対象に、ネットユーザーの関心を集めた城を調べたといいます。
1月から10月末日までの間、ユーザーが「Yahoo!検索」で対象の城を検索するごとに1カウントとして集計したところ、姫路城がトップに。次いで京都府の「二条城」、愛知県の「名古屋城」がランクインしました。
なお、「Yahoo!検索」で対象の城が検索された数は、2020年1月から4月にかけて43%減少した一方、その後大幅な増加傾向が見られ、4月から10月にかけての増加率は174%になったといいます。このような変動について同社は「4月はコロナ対策の緊急事態宣言による外出自粛などが影響したため」と予想しています。
調査結果について、同社は「Yahoo!検索で城の名称を検索すると、住所や営業時間などの便利な情報を表示するなど、ユーザーの疑問の解決に貢献できるような取り組みを行っています。皆さんもぜひYahoo!検索で検索してみてください」とコメントしています。