男子禁制のボディメイク「骨盤ネジ締め」 “ムーミンみたいな後ろ姿”からぜい肉が消えた

 自分の後ろ姿がどんな状態になっているか、ご存知でしょうか?後ろ姿は、美容や服装に気を使っている人ですら盲点になりやすく、また20代の若い人でも油断は禁物。ちょっと目を離した隙に、肩甲骨が肉に埋もれ、背すじのラインは消え、お尻と太ももの境目がなくなっているなんてこと、実に簡単に起こります。そこで今回は男子禁制!?のボディメイクを紹介します。

 健康雑誌に所属して20年、さまざまなダイエットやボディメイクを紹介してきましたが、自分で実践するとなるとなかなか難しいもの。これはメソッドが悪いわけではなく、次から次へと情報に接するため「忘れてしまう」のです。常に頭の中では「なんか実践するといいものがあった気がするけど、何だったかな」という感じで1日が終わってしまいます。気づけば、わたしの後ろ姿はアニメ「ムーミン」のように(涙)。

 そんな私が46歳のとき出合ったのが「骨盤ネジ締め」というボディメイク。骨盤をネジで締めるようなイメージで、膣を締めることで体形を曲線ラインに変えていく、というメソッドなのです。

 考案者のYUKAさんは、10歳のときに自分が太っていることに気付き、以来25年間、必死で運動をしながら、食べたいものをがまんし、いつもひもじい思いをして体形の維持に努めていたと言います。「それでも体重は56キロで、手足は太く、理想の体形とはほど遠かったから、性格も悪くなっていましたね(笑)」(YUKAさん)。

 そして35歳のとき、鏡に映った自分の姿…ひざの上にのっかっている脂肪を見て、ひどくショックを受けたそうです。「こんなに頑張っているのに、なんでこんな体形なんだろう」と。きっと今までのやり方は間違っているに違いない。そうやって試行錯誤して発見したのが、膣を締めることでした。息を吐きながら、膣を締めていく。最初は微かな手ごたえしかなかったのが、毎日の訓練ではっきり体得できる頃には、YUKAさんの体は見違えるように変わっていたのです。

 あるとき、ママ友から「あれ?YUKAさんって、こんなにスタイルよかったっけ?何やったの?教えてくれない?」。その言葉がきっかけで、ボディメイクの指導者としての活動が始まりました。

骨盤ネジ締めのやり方は

(1)息を吐きながら、膣を締める(おしっこを我慢する要領です)。

(2)膣を締めたまま、その力をみぞおちまで引き上げる。

(3)息を吐ききったら、ゆっくり膣を開放する(ゆっくり息を吸う)。

以上です。イメージすると、以下のような感じです。

『ハンカチを骨盤底筋群に見立てます。それをそっとつまみ(キュッと締める)締めた力をおへその方へと引き上げます。キューっと締めた力がそのままみぞおちに届くイメージまできたら、ゆっくり息を吸いながら、元に戻します』

 最初は、立った状態で行うよりも、あおむけ、または横になって行った方がわかりやすいです。「立った状態で行うと、内臓の重さが邪魔して、骨盤底筋群が上がる感覚をつかみにくいのです」とYUKAさん。

 わたしも、2016年から骨盤ネジ締めを始めました。最初のうちはよくわけがわからずやっていたのですが、それでも3カ月ほどすると、体重はまったく減ってないのに、服のサイズ11号が9号になりました。どうでしょう?

 体重が少し増えても、背中には肩甲骨がクッキリ、天使の羽があります。飲み食いが大好きな私でも、このくらいぜい肉を削ることができました。一緒にレッスンをしている友人たちは、皆さん、ゴージャスなボディにどんどん変化しています(羨まし~!)。

 YUKA先生の骨盤ネジ締めは、これまではDVDまたは東京で4カ所レッスンがありましたが、いよいよオンラインレッスンが始まります!今年の12月25、26日に初回が開催されますので、全国どこにいても受けられるとのことです。

(まいどなニュース特約・中村 曜子)

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