「本日はレモン酎ハイ」!? 大阪の健康薬用ぶろがSNSで話題に「これが西成か!しびれる~」
でかでかと「本日はレモン酎ハイ」と書かれた看板…
なんとも過激な大阪・西成の健康薬用ぶろがSNS上で大きな注目を集めている。
この健康薬用ぶろを紹介したのは毎日「#NISHINARIFREEDOM」のタグをつけたSNS投稿で西成の"今"を発信しているNISHINARIFREEDOM (西成フリーダム)さん (@2SHINARIFREEDOM)。
足を運んだことのある人やユーチューバーのレポート動画を観た人にとって、大阪の「西成」と聞いてイメージされるのは、やはり立ち並ぶ安居酒屋と泥酔したおじさん達。そんな西成なら「レモン酎ハイ風呂」もさもありなんと納得したのか、NISHINARIFREEDOMさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは「んーあそこならこれが"普通"でも驚かないw」「閉店間際に入りに行くとお湯無くなってそう」「これが西成か!しびれる~」といったコメントが多数寄せられている。
今回の投稿についてNISHINARIFREEDOMさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):ご投稿がSNS上に愉しい波紋を起こしていますが、こちらの画像はどこで撮影したものなのでしょうか?
NISHINARIFREEDOM:西成区萩之茶屋にあるコミュニティ型アパートメント「ローレル」と言う場所の入り口で撮影したものです。ローレルは基本的にユニークなことをしている施設で、一階の共同スペースがサウナや大浴場になっております。
中将:銭湯ではなかったんですね!
NISHINARIFREEDOM:はい。言ってしまえば、これは実際にはレモン酎ハイのお風呂があるのではなく、住人用の居酒屋スペースで出しているお酒を告知しているんです。
中将:そうでしたか…投稿をご覧になった方と同様、僕も早とちりをしていました。今回の反響についてご感想をお聞かせください。
NISHINARIFREEDOM:西成と#NISHINARIFREEDOMのタグをたくさんの方に知っていただき、西成の面白さと西成の深刻さを知ってもらえて良かったと思います。
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看板の表示は居酒屋スペースで出しているお酒のことで、レモン酎ハイ風呂があるわけではなかったようだ…。ちょっと残念。
ちなみに自宅でレモン酎ハイ風呂を再現しようと思ったら、350ml缶100円の激安酎ハイを使っても約570本、57000円かかってしまう(浴槽の湯量を200Lとして)。できなくはない程度の額だが、それに見合ったなにかが得られるかは未知数だ。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)