コロナ禍で新語続々…英語圏で流行した表現クイズ 「夫婦間の摩擦は世界共通」と一同納得した言葉は
マンツーマン・オンライン専門の英会話スクール「英会話のNEW」を運営するNEW(大阪市城東区)は昨年末、2020年に英語圏で流行した新語クイズ大会を実施。コロナ禍に生まれた英語表現が続々と出題されました。「コロナ太り」や「マスクのせいでできたニキビ」って英語で何と言うのでしょうか。
■英語圏で流行した新語クイズ
同イベントは同スクールのオンライン忘年会の中で開催されました。同スクールの受講生12人とネイティブ講師2人、スタッフ2人の計16人が参加。外国人講師が新語を出題し、日本人の参加者たちが意味を考えるスタイルで進行しました。実際に出題された問題をいくつか紹介します。
1問目「maskne」
2問目「zump」
3問目「covidivorce」
4問目「quarantine bod」
5問目「COVID-15」
■新語クイズ答えは…
それでは答えを発表します。
1問目「maskne」は、「マスクのせいでできたニキビ。ニキビ=acne(アクネ)と言うので、ダジャレ」。
2問目「zump」は、「zoomで付き合ってる相手を振る。振る=dump とかけたダジャレ」。
3問目「covidivorce」は、「コロナ離婚のこと。離婚=divorceと、コロナ=Covidのダジャレ」。
4問目「quarantine bod」は、「コロナでの急激な体重増加。Quarantine=隔離、bod=bodyの省略」。
5問目「COVID-15」は、「コロナ太り。英語ではコロナは『COVID 19』と言うので、例えば『コロナで15 pounds(6-7kg)太ったよ』という時に『COVID 15 pounds 太ったよ』みたいな言い方をする」。
コロナ離婚を表現する「covidivorce」には、「一緒にいる時間が増えることで夫婦間で摩擦がおきやすいのは世界共通なんだな」と参加者一同納得の様子。また、コロナ太りを意味する「COVID-15」には、「カッコイイ表現すぎる」と驚きの声と笑いが生まれました。
参加者らは「笑い飛ばしてコロナを乗り越えるぞという意気込みを感じる言葉ばかりで楽しかった」と好きな語学学習を通じリフレッシュできたようでした。
同スクール代表の岩崎達矢さんは、シルク・ド・ソレイユ日本公演や人気番組「Youは何しに日本へ?」でも通訳を経験。今回のイベントについて「私自身も知らない英語表現ばかりでしたが、日常生活に根差していて、しかも共感しやすく使ってみたくなる言葉ばかりでした。参加者のみなさんがこれらの表現を使って英文を作ってくれて、それがとても面白く盛り上がり、1年を明るく締めくくる会になりました」としています。