リアルすぎる「鬼滅の雪だるま」が話題に この白さ、冷たさは…まさしく十二鬼月の「累」!
北日本を中心に記録的な大雪が記録されているさ中、SNS上では人気漫画「鬼滅の刃」の人気キャラクターをリアルに再現した「鬼滅の雪だるま」が大きな注目を集めている。
件の雪だるまを制作したのは雪だるま職人として活動するとしにゃんさん(@mokomoko_2015)。
鬼舞辻無惨直属の「十二鬼月」の1人である下弦の伍・累(るい)…そのツボをついたセレクトと圧巻の完成度に、SNS上の鬼滅ファン達からは「累君推しです。この作品を拝見して心が震えました。この感動を表す言葉はきっとこの世にないと思います。個人的に大好きな累君の後ろ姿も拝見したいです」「芸術品だよね。とけないうちに保存しておきたいけど、とけるのもまた芸術…。てゆうかホンマにデラすげーズラ。」「完成度高すぎて知らないで夜に雪の中ばったり見たら腰抜かしますよ私」など数々の感動のコメントが寄せられている。
この雪だるまの制作の経緯についてとしにゃんさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):としにゃんさんはどういったきっかけで雪だるま職人として活動されるようになったのでしょうか?
としにゃん:都内で降雪があるとネット上などにユニークな雪像が出てくるのですが、それが大変面白く感じたことがきっかけで自分でもやってみようと思いました。2015年からです。
中将:今回、鬼滅の雪だるまを制作されたきっかけをお聞かせください。
としにゃん:「いま大ブームになってる鬼滅だったら何が作れるかなぁ」と改めてキャラクターなど見直したときに、この下弦の伍の累の雰囲気、容姿が白い雪のイメージとぴったりに感じました。
中将:もの凄くリアルに仕上がっていますが、制作にあたりご苦労された点、こだわった点などお聞かせください。
としにゃん:苦労した部分はやはりあの独特な髪型です。折れ曲がった髪型を雪で形作ろうとしても、途中で折れたりイメージ通りにいかなかったり大変でした。また、着物のしわの状態を出せるよう雪で凹凸をつけたり、特徴的な髪型とあの目の状態をどうやって真っ白な雪で表現するか…この2点にはこだわりました。
中将:ご苦労の甲斐あってSNS上では大きな反響が出ていますね。反響へのご感想をお聞かせください。
としにゃん:いくら鬼滅ブームとはいえ、ここまで反応が来ることは予想外でした。ただ、今回の数多くの反応を頂いた結果、より多くの方々に毎年冬のみですが、この創作活動「一人雪祭り」を知ってもらうことが出来てうれしく思います。また豪雪や大寒波など比較的マイナスなイメージをもたれるかもしれない冬ですが、雪国で寒く長い冬を過ごすのに、ウインタースポーツのほか、こういった楽しみ方もあると言うことを知って頂ければと思います。
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としにゃんさんは毎年冬になると「一人雪祭り」としてさまざまな雪だるまを制作している。完成度はもちろんのこと、キャラクターのセレクトも一ひねりあって面白いものばかり。
ご興味のある方はぜひTwitterアカウントをチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)