春一番の味わい、菜の花トースト…奈良の人気カフェが提供「独特の苦みが飛ぶ」と話題に
春一番の香りを運ぶ食材として市場に出回りはじめている菜の花。
今、SNS上ではそんな菜の花を贅沢にあしらった菜の花トーストが大きな注目を集めている。
菜の花トーストを紹介したのは「カフェオリオン」(奈良県奈良市)を経営するフジコさん(@ogoogoyakitori)。
菜の花の緑とそれを包むチーズの淡黄色…そのあざやかな彩りに、SNSユーザー達からは「春の味がしそう」「ゆで卵も乗せて、今朝やってみました。独特の苦みが飛び、お味が苦手でも美味しくいただけると思います。」「菜の花おいしいですよね。菜の花のペペロンチーノも超おすすめです」など数々のコメントが寄せられている。
フジコさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):この菜の花トーストはどんなきっかけで思い付かれたのでしょうか?
フジコ:カフェの新メニューを考えていたところ友人から「こんなおもしろい食べ方があるよ」と教えてもらいました。正直はじめは「トーストに菜の花!?」と驚きました。
中将:奈良には大きな菜の花畑が多いので、良い取り合わせですね。菜の花トーストを美味しく作るコツをお聞かせください。
フジコ:菜の花もチーズもたっぷり使うことです。
中将:チーズとあわせるのが意外でしたが、菜の花の苦味を包んでくれてうまくマッチしそうですね。SNSで大きな反響がありました。
フジコ:私と同じく菜の花は辛子和えくらいしか知らなかったという反響が多くて、みなさま一緒なんだなとちょっと安心しました。大好きなレシピがたくさんの方に広まり嬉しいです。
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カフェオリオンでは菜の花が旬の間は菜の花トーストを提供しているとのこと。また、コロナ禍から店舗を守るため、2月3日から2月9日まで商業施設「西宮阪急」(兵庫県西宮市)でハーブティーの出張販売が決まっているという。
ご興味のある方はぜひ足を運んでいただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)