いちご好きなら“登頂”せずにはいられない! 人気の「苺の山登りパフェ」を食べてみた
大粒のいちごが贅沢に盛られた「苺の山登りパフェ」。大阪府高石市のダイニングレストラン「All day dining Hikari」の知る人ぞ知る名物パフェです。記念日やバレンタインにもぴったり、思い出に残るいちごの山登りパフェに登頂してみませんか。
■甘みが強く、酸味控えめの多家良産のいちご
「All day dining Hikari」のオーナーパティシエ河野晃廣さんは、リーガロイヤルホテル堺でウエディングケーキやショップケーキ、レストランデザートを手掛けてきたパティシエ。2017年に現店舗の前身、パティスリーカフェひかりをオープンした時にフルーツを存分に楽しめるパフェを作りたいと思い、桃のパフェを考案。好評だったので、後に「苺の山登りパフェ」が誕生したそうです。
河野さんは、自身もフルーツ大好きというだけあってフルーツの目利きには自信あり。
「各地のいちごを食べ比べたのですが、徳島県多家良(たから)産のいちごを使うことにしました。多家良は寒暖差があるため、いちごの酸味が控えめで、甘みが強いのです」と言います。いちごの品種は時期によって変わります。
■甘くてジューシーないちごと濃厚な生クリーム
「苺の山登りパフェ」には、大粒のいちごがふんだんに使われています。当初は高さ30センチのいちごパフェ、お山だけだったのですが、いまは40センチのマウント富士、50センチのエベレストの3種類が用意されています。
お山に使われているいちごは約20個、マウント富士は約30個、エベレストは約40個。木製の串に刺さっているので、上から順に食べていきます。
お山のいちごを口に含むとジューシーな果汁といちごの甘い香りが広がります。生クリームはホイップクリームではなく、北海道産の動物性のクリームなので濃厚な風味。スイーツ好きにはたまりません。艶光りのする大粒のいちごを堪能したら結構お腹いっぱいになりますが、心配いりません。グラスの中に移ると、味のトーンが変わります。刻んだいちごと自家製のいちごソースが入っていて、北海道高千穂産の酸味を抑えたヨーグルトとコラボしているのですが、さっぱりした味わいなので、最後まで飽きることなく食べられます。
「苺の山登りパフェ」のてっぺんに飾ってある口どけのいいミルクチョコレートやハンドメイドのクッキー、いちごの美しいカッティングもお見逃しなく。
希少性の高い白いちごを使った苺の山登りパフェもありますが、3日前までの完全要予約制です。
■いちご以外にも旬のフルーツのパフェが続々と
「苺の山登りパフェ」は、いちごの最盛期1月下旬~5月の提供になりますが、季節によってシャインマスカットが房ごと盛られたパフェや桃のパフェなど、旬のフルーツを楽しめます。
「All day dining Hikari」は、南海本線高石駅から徒歩1分、駐車場完備という利便性の高い場所にありながら、席間がゆったりしていて、カウンター席もあるので、コロナ禍でも密になりにくく安心です。
アプラたかいしという高石市が運営するビルのテナントなのですが、同じビルの4階に入っている図書館の本も置いてあるので、本を手に取りながらくつろげます。気に入った本があれば、図書館で借りることもできます。
河野さんが厳選したいちごやケーキはテイクアウトもできるので、本格スイーツをおうちで楽しみたいという人にもおすすめです。
メニュー<苺の山登りパフェ> お山:2072円、マウント富士:2818円、エベレスト:3650円
店名:All day dining Hikari(オールデーダイニングひかり)
住所:大阪府高石市綾園1丁目9-1 アプラたかいし1階
電話番号:072-275-4825
営業時間:月、火、日、祝日、祝前日: 11:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30) 水: 11:00~18:00 (料理L.O. 17:30 ドリンクL.O. 17:30) 木~土: 11:00~23:30 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)
定休日:第3火曜日
お問い合わせ時間:10時~23時(水曜日は10時~18時)
※緊急事態宣言による自粛期間中は、営業時間が変わることがあります。
アクセス:南海本線高石駅東口より徒歩約3分/南海高師浜線高師浜駅出口より徒歩約16分/南海高師浜線伽羅橋駅出口より徒歩約18分
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)