危ない!誤飲、転落、道路の飛び出し…子どもに「ヒヤッ」としたことありませんか 体験と対策を聞いた
誤飲や転落、道路への飛び出しなど、「ヒヤッとした体験」をしたことがあるママは多いのではないでしょうか。普段は、しっかりと子どもを見ているママであっても、24時間片時も目を離さずにいるというのは難しいのが現状です。そこで、「ヒヤッ」とした体験をしたことがあるママにエピソードや、対策・対処法についてリサーチしてきました。幼い子どもを持つママは、ぜひ参考にしてみてください。
■スーパーで迷子の末、駐車場で発見
「スーパーで会計を済ませているとき、ふと息子の姿がないことに気が付きました。慌てて店中を探したのですが全く見つからず…。まさかと思って駐車場に停めた自分の車に向かったら案の定我が子が一人で車の前に待っていました。危うく交通事故になるところだったと本当にヒヤッとしました」(42歳ママ・子ども4歳)
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…外出先での迷子や、一人で駐車場に出てしまうといったケースは珍しくありません。とはいえ、車の出入りが激しい駐車場を子ども一人で歩くのは危険です。こちらのママは、その後「外出中は必ず自分の服を掴ませる(両手がふさがっていることが多いため)」を徹底しているとのこと。一瞬も離れないよう、気をつけているそうです。
■自分で窓の二重ロックを解除してベランダへ
「当時3歳だった子どもが、自分で窓の二重ロックを解除して勝手にベランダに出ていたことがあります。幸い、背の高いものをベランダに置いていなかったので、柵の向こうに乗り出すようなことはありませんでしたが、一生懸命柵に足をかけてよじ登ろうとしている姿に血の気が引きました。5階に住んでいるので万が一落下していたら、助からなかったかもしれません」(40歳ママ・子ども7歳・5歳)
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…安全のために二重ロックを活用しているにも関わらず、子どもが突破してしまう…というケースは意外にも存在します。子どもの手の届かない部分にさらにロックを加えたり、窓を開けるとブザーが鳴る防犯アイテムを活用しておくと、万が一のときに安心でしょう。
■皮膚薬を顔中に塗ってベタベタに
「子どもの手の届かないところに置いておいた軟膏を顔中に塗ってベタベタにしていたことがありました。どうやら踏み台を使って取り出したらしいのです。唇にまで塗っていたので「もしかしたら舐めているかも…」と慌てて病院に行きました。幸い、健康面に問題はなかったのですが、口に入れるのは危険な皮膚薬なので、顔や口周りに塗っているのを見たときにはゾッとしました」(30歳ママ・子ども2歳)
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…子どもの身長を目安に「届かないところ」を選んで、危険なものを片づけておくママは多いです。しかし、ここで注意しなければならないのが「踏み台や脚立の存在」です。「届かないだろう」と思っても、踏み台や脚立を使うと、小さな子どもでも届いてしまう可能性があります。こちらのママは、踏み台や脚立を物置に収納し、さらに鍵付きの薬箱を活用するといった対策をしているそうです。
■ゴミ捨てに出たほんの一瞬の隙に子どもも外へ
「夜、子どもたちがゲームをしているタイミングで「ゴミ捨てに行ってくるね」と声をかけていつも通りにゴミ捨てに。玄関まで戻ってきたら下の子が一人で玄関前に立っていて驚きました。万が一道路に出ていたら交通事故にリスクがありますし、誘拐の可能性もあったので、うっかり鍵をかけずに出たことをとても反省しました。今は子どもに外に出ないようきちんと伝え、さらに鍵をかけて出るようにしています」(34歳ママ・子ども7歳・3歳)
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…ゴミ捨てはほんの数十秒~数分で済むことです。そのため、「鍵はかけなくてもいっか」と考えるママも少なくありません。しかし、子どもが外に出てしまうかもしれないというリスクを考えると、わずかな時間で済むゴミ捨てであっても鍵をかける必要があるでしょう。
■子どもの「ヒヤッ」は事前対策で回避しよう
「大丈夫だろう」という認識の甘さや、周りに気を取られてしまうという状況は、子どもを危険にさらすリスクがあります。そのため、事前に対策をしながら、さまざまな危険を回避できるように心がける必要があるでしょう。「子どもと過ごしていてヒヤッとしたことがある」というママは、今一度実践できる対策はないか、考えてみてください。
(まいどなニュース/BRAVA編集部)