こだわりの店「利尻昆布ラーメン くろおび」オーナーは竹田恒泰氏!ラーメン刑事が絶品を堪能
元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は年間500杯以上も平らげるラーメン通として知られる。「ラーメン刑事」のYouTubeも配信している小川氏が、当サイトにお勧めのラーメン店を紹介する。
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今回の、捜査対象店は東京・西新橋にある 「利尻昆布ラーメン くろおび」です。
このラーメン店は、数年前に弁護士の先生に「おいしいラーメン屋さんがあるから」と連れて行ってもらったのが始まりで、その後何度か訪れています。取材の申し込みをしたところ、オーナーが別にいるとのことで、承諾をいただき、昼の閉店時間30分前に店舗に赴くと、店前には5人のお客様が並んでいました。お約束の時間になると、オーナーが来てくれたのですが、なんと、読売テレビ「そこまで言って委員会」等の番組で何度もご一緒した作家の竹田恒泰さんでした。
入ってすぐに、ラーメン店とは思えない、高級な割烹料理店かと思ってしまうほどの内装が印象的でした。これも、竹田オーナーのこだわりです。カウンターは、檜(ひのき)の一枚板。 無化調へのこだわりがあり、ラーメンはもちろん、割り箸にもこだわっています。ラーメンが無化調でも、割り箸に漂白剤や防腐剤が入っていれば意味がありません。奈良県吉野産の檜の割り箸を使っています。
1番人気であり、竹本圭佑店長お勧めの 「くろおびラーメン」 (税込1100円)をいただきました。チャーシュー2枚(豚バラ1、肩ロース1)、メンマ2本 海老ワンタン2個、玉子が入っています。「くろおびラーメン」は塩と醤油があり、一番人気は塩。私はもちろん「塩」を選びました。
製麺所で作られる「くろおび」オリジナルの特製麺は細麺のストレート。細麺だが低加水ではなく、もちもち感があり、のど越しが良く、スープの絡みも文句なし。
店名の通り、オーナーの竹田さんと前店長、竹本さんは北海道・利尻に何度も赴き、利尻昆布の扱い方を学んだそうです。その後、1年半かけて研究し、今の「くろおび」の利尻昆布ラーメンを完成させました。「くろおび」は初代の店長が武道の有段者であったからだとか。当時の店長代理の竹本さんが現在店長3年目として、その味を受け継ぐ。
オーナーの竹田さんは、週に1度は店を訪れ、味のチェックを怠りません。ただ、利尻昆布だけだと、味が少しボケてしまう。それを補うための秘密がスープにはあるようですが、そこだけは聞き出せませんでした。
「くろおび」ラーメンの宅配もやっており、冷蔵で届くとのこと。「くろおびラーメン 宅配」で検索してみてください。