「うなカツサンド」「エビ7」… 味も見た目もインパクト大!! “映え系“大衆すし店が大評判
コロナ禍でも「味」と「インパクト」で勝負し、大阪・梅田界隈を席巻している飲食店が「すし酒場 さしす」だ。この2月26日には3店舗目の「ホワイティうめだ店」がオープン。好評の“映え系”寿司に加え、ホワイティ店限定の「うなかつサンド」や「エビ7」も登場し、人気に拍車がかかっている。
◆コロナ禍でも大人気の「すし酒場 さしす」
「すし酒場 さしす」1号店は2020年1月に大阪駅前第3ビルに誕生した。世はコロナ禍真っただ中。にもかかわらず同年9月には隣接する大阪駅前第2ビルに2号店。さらに、この「ホワイティうめだ店」と立て続けに出店している。
コロナ禍での3店出店には驚かされるが「さしす」というユニークな店名も気になる。「店名の由来は、すし酒場からの回文(かいぶん)です」と教えてくれたのは、マネージャーの小瀧翔志さん。回文とは、上から呼んでも下から呼んでも同じ文章になる言葉遊びの一つだ。
カバが描かれた店頭ののれんを見れば、納得する。左にすしを食べようとしているカバの絵が描かれていて、それに続いて「左から『さしす』。右から『すし酒場(すしさカバ)』です」。つまり、どちらから呼んでも「すしさかば」となるのだ。
その3号店は46席(カウンター20席、テーブル26席)と一番の席数を誇る。店のテーマは「寿司をつまみに、お酒を楽しんでいただく」というもの。当然、安さとおいしさにもこだわり、寿司2貫は150円~、一品料理は280円~、アルコールは1杯190円~と、リーズナブルな設定になっている。
◆インパクトのある“映え系”寿司がズラリ!
ユニークなのは店名だけではない。寿司も料理も工夫を凝らし、遊び心が伝わってくる。話のネタにも食べたいのがホワイティうめだ店限定のメニューだ。その一つが、パンではなくシャリにうなぎカツを挟み、煎り玉子をまぶした「うなかつサンド」(880円)。ベストマッチと言っていいほどのおいしさと食べごたえも十分とあって、早くも人気メニューになっている。
店限定がもう1点。赤エビを贅沢に7匹と生卵を乗せたこぶし大の「エビ7(セブン)」 (880円)は、これまた何とも言えない食感。エビ好きにはたまらない寿司だ。
さらにホワイティ店では、1号店、2号店で人気の“映え系”メニューも味わえる。おすすめは、中トロ、赤身、漬けマグロの食べ比べができる「マグロロ三昧」(480円)で、マグロのボリュームは目を見張る。ウニを国産牛の炙りで巻いた 「うにく」(480円)は絶妙の組み合わせでハマる。いくら、とびこ、鮭フレークをのせた「寿司屋のポテサラ」(380円)や缶詰を容器にした「さば缶サラダ」(480円)は見た目も楽しい一品だ。
寿司メニューの中にはわさびが鼻をツーンとつく、涙なしでは食べられない?「なみだ巻」(330円)もあった。ちなみに、寿司は30種類以上、一品料理20種類以上。ドリンク類医は「さしすハイボール」(190円)や「ふつうのレモンサワー」(190円)に加え、寿司に合わせて「コーン茶ハイ」「ほうじ茶ハイ」など、全5種類の「お茶ハイ」(各330円)もあり、いずれもリーズナブルとあって人気だ。
ランチ時間や夕方には、近くのビジネスマンやOLで賑わっている。価格はすべて税別。
(まいどなニュース特約・八木 純子)