「確実に『ニャー』ではない」…Twitterで人気急上昇中の猫もんたくん 甘過ぎる鳴き声にネット民悶絶
SNS上で独特な風貌で人気急上昇中の猫ちゃん「もんた」くん。6日にTwitter上で投稿されたもんたくんの鳴いている動画が「猫とは思えない鳴き声」と話題になりました。動画には「もんちゃ~ん、たまらない」「可愛いにゃっ」「ヤバい、かわいいなぁ」「何回みても、短めで可愛い鳴き声です」といったコメントが寄せられ、たくさんのTwitterユーザーがキュン殺。そのかわいさにどんな鳴き声なのか解明?しようと「うぁん」「ふぁ~ん」「うのぁ~」「ぁ~ん?」「あぅ?」などと文字起こしをする人も続出しました。もんたくん、どうしてそんなキュートな鳴き声を出していたのでしょうか? 飼い主の「もんたの日常」(@montanonichijo)さんにお話を伺いました。
■この鳴き声は…いっぬ、おじゃる丸、おさるのジョージ?
--もんたくんの鳴き声にTwitterユーザーの方々から「猫の声とは思えない!」「い、いっぬ?!」「おさるのジョージの声に似ている」「おじゃる丸みたいな声出してる」などと反響がありましたね。実際、何と鳴いているのでしょうか?
飼い主さん:「何と鳴いているのでしょうね。文字に起こすのが難しいです(苦笑) 誰か、もんたの鳴き声をうまく文字に起こしてください!」
--確かに、うまく文字にできなくて皆さん苦戦しているようです…ただ、どこか訴えかけるような鳴き声ですよね。リプ欄に「甘えてるときに出す鳴き声だと思いますよー」なんて、コメントしている方もいましたが。
飼い主さん:「実は、ちょうど『ちゅ~る』をあげる直前だったんです。毎朝の日課で、必ず薬入りの『ちゅ~る』をあげています。おそらく、このタイミングで鳴くときは『ちゅ~る』しかないので、私には『ごはん』と言っているように聞こえました」
■「ニャー」とは鳴きません 猫と出くわすと「むー!」と鳴く
--なるほど、「『ちゅ~る』=『ごはん』(ごわん?)ちょうだい」と訴えているように聞こえたんですね。鳴いたあと、もんたくんはどうされましたか?
飼い主さん:「もちろん、『ちゅ~る』を食べました」
--ところで、もんたくんは「ニャー」と鳴くときもあるのでしょうか?
飼い主さん:「文字では表現できませんが、いわゆる猫の鳴き声『ニャー』とは鳴かないです。まだ我が家に来た子猫のころは『ニャー』と言っていた気がします…。また、他の猫ちゃんと出くわしたときは『むー!』と鳴きます(笑)」
--「むー!」ですか…出くわした猫ちゃんもびっくりですね。何ともいろいろな鳴き声を出すという個性的なもんたくん。お年はいくつですか?
飼い主さん:「1歳7カ月の男の子です」
■Twitterのフォロワー7万超!「もんたの存在が魅了の塊」
--もんたくんは病気を持っているとのことですが、病気を思わせないほど元気なご様子のようです。もんたくんが毎日元気に過ごすための秘訣は何でしょうか?
飼い主さん:「朝の『ちゅ~る』とお散歩です」
--昨年11月からTwitter「もんたの日常」を始められて、既にフォロワーが7万人を超えるなどもんたくんは人気急上昇中です。今回の鳴き声動画にはに8万超のいいねがつきました。そんなもんたくんの魅力を教えてください。
飼い主さん:「もんたの存在が魅力の塊です。強いてあげるとすれば、ジト目、ゆっくりとした動き、鳴き声、控え目だけど甘えん坊なとこ、お散歩で楽しそうにしているとこ…あげるとキリがないです!!」
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飼い主さんによると、もんたくんは、2019年10月に福岡県内の保護猫譲渡会で出会った猫ちゃんだとのこと。「小猫症:ドワーフィズム(dwarfism)」と呼ばれるホルモン異常が引き起こす病気を持ち、毎朝チラーヂンという、子猫症の原因である低下した甲状腺機能を高める薬を「ちゅ~る」と混ぜて飲んでいるといいます。そんな飼い主さんの懸命なケアもあって、もんたくんは元気に毎日を過ごしているそうです。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)