卒業式の晴れ姿なのに顔が見えない…自作マスクで出席、教授や友人に大ウケ「大成功!」
全国各地で卒業式がピークを迎える中、ツイッターユーザー「市川」さん(@I_C_K_W)が17日夕方に投稿した写真が注目を集めています。
「本日大学を卒業しました! マスクで顔が認識しづらいと思ったので、自分の顔写真をマスクに貼っていきました」
コロナ禍のため、せっかくの晴れ着姿なのにマスク。そこで市川さんは、顔全体がわかるように不織布マスクの上に、自身の鼻から下の顔写真を重ねました。「明け方4時まで試行錯誤して作りました」という市川さんに話を聞きました。
■サイズ調整に苦労
ーーマスクに顔写真を重ねようと思ったきっかけは?
「去年、『月曜から夜ふかし』(日本テレビの番組)を見ていて、マスクに顔写真を貼ったらFaceID(顔認証システム)は使えるのかという企画を見て、面白いなと思って取り入れました」
ーー作り方を教えてください。
「不織布マスクに顔を印刷した紙をホッチキスで止めています。顔写真はマスクのカーブを考慮して少しPhotoshopで加工をし、サイズが合うまで印刷し直して調整しました」
ーー明け方までかかったそうですね。
「合計で2時間くらいかかりました。サイズを調整してピッタリはまる感じに作るのに苦労しました」
■教授「よく考えたね」
ーー友人や教授の反応は?
「(卒業式当日)初めて見せました。すごくウケがよく、友達からはツーショット撮ろうと声をかけられました。教授にはよく考えたねと笑われました」
自顔マスクへの友人らの反響に「大ウケだったので大成功」と喜ぶ市川さんですが、コロナ禍での就職活動は苦労の連続だったといいます。
ーー卒業後は?
「春から都内の会社に就職してJK(女子会社員)になります」
ーーコロナ禍での就職活動はやはり大変でしたか?
「大変でした。夏もインターンに行ったり、2月から活動していましたが、なかなか内定が決まりませんでした。春から働く会社は自分の能力を思いっきり発揮できそうな会社なので新社会人になるのが楽しみです。長期のインターンに行っておくとより内定に近づける気がします。あとはハートです」
■動画撮影中におばあちゃんと鉢合わせ
普段からダンス動画を数多く公開する市川さん。昨年12月には、自宅で全身タイツに被り物姿で動画を撮影中、帰宅したおばあちゃんと鉢合わせるハプニングが発生。その様子をツイッターで公開すると13万を超えるいいねが付き、話題になりました。見つめ合い固まる2人の姿は何度見ても笑いが込み上げてきます。
ーー今後もダンス動画を?
「全身タイツを着て踊ってたり、グリーンバックで合成したり、新しいことを探しながら面白い動画を作れるように研究しています。とにかく体を張るので踊り手ではなく芸人と呼ばれています。いつかバズってテレビに映るのが夢です」
(まいどなニュース・金井 かおる)