飲みすぎた次の日はUber Eatsで朝マックを注文することが多い筆者。先日も寝ぼけまなこのままスマホをタップしていくつかのメニューをデリバリーしてもらったのだが…。

おもむろにフィレオフィッシュの容器を開けるといつもとは違う"ある異変"に気が付いた。なんとバンズの中に白身魚のフライ、チーズだけでなく目玉焼きも挟まれていたのだ。そう、月見バーガーやてりたまに挟まれている、あの丸くてぶ厚い目玉焼きだ。

一瞬「なんじゃこりゃ！？」とびっくりしたが、この取り合わせで美味しくないはずがないのでいざ食べてみたら本当に美味しかった。サクッとしたフライとプルンとした目玉焼きのおりなす心地よい食感のコラボレーション…そして両者の豊かすぎる味わいをタルタルソースの酸味がほどよく引き締めて絶妙な塩梅に仕上がっている。

おそらく単に早朝勤務のスタッフさんがうっかり入れてしまったのだろうが、偶然にしては出来過ぎな完成度…。この口福をふたたび味わう術はないものだろうか…。今回筆者が体験した「フィレオたまバーガー」について日本マクドナルド株式会社の広報部にお話をうかがってみた。

中将タカノリ（以下「中将」）:勝手に「フィレオたまバーガー」と命名しますが、その美味しさには感服いたしました。通常のオーダーでフィレオフィッシュに目玉焼きをトッピングすることは可能でしょうか？

広報:目玉焼きはトッピングには無いものでございます。この度は誤った商品を提供してしまい本当に申し訳ございません…。

中将:いえいえ、誤りどころか大正解です！本当に美味しかったので批判する気はまったくありません。これまでにマクドナルドの正式メニューとして「フィレオたまバーガー」が発売されたことはないのでしょうか？

広報:ありがとうございます…。ですが過去にこのような商品が発売されたことはございません。

中将:まだ誰も未体験の味だったわけですね…今後、この「フィレオたまバーガー」が正式メニューとして発売されるなんてことは…？

広報:現時点ではその予定はございません。今回は本当に申し訳ありませんでした。

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広報の方からは返金や無料券進呈の打診もあったが、謹んで辞退させていただいた。

奇跡的に口にすることのできたマクドナルドの美味しすぎる珍メニュー…いつかマクドナルドの店舗で「フィレオたまバーガー」に“再会”できる日を待ちたい。

（まいどなニュース特約・中将 タカノリ）