「目指せ、世界ニャンピオン!」パンチをかます猫ちゃんが本格的すぎると話題「構えからまるでボクサー」
「猫パンチは 脇をギュッ!と縮めて~ パッ!と出す」
パンチをかます猫ちゃんの写真が、まるでボクシングをしているようだとTwitterで話題を呼んでいます。写真には「本当ボクシング」「伸びきる瞬間に、爪をニュッと出す!w」「にゃかにゃかいいパンチじゃねーか」「ロッキー→ニャッキー(笑)」「目指せ世界ニャンピオン!」などと、猫ちゃんのパンチを絶賛する人が続出。さらに、3万超のリツイートと15万超のいいねもついています。そんなたくましい猫ちゃんについて、4月13日に写真を投稿した名トレーナー?で飼い主の「クウとカイ」(@kunyan_kainyan)さんに聞いてみました。
■“ボクサー”猫は茶白のクウちゃん 実は遊んでいた?
--爪をニュッと出す鋭いパンチを“魅せた”猫ちゃんのお名前は?
飼い主さん:「茶白のクウちゃんといいます。年は2歳と10か月。自由で活発な子で、甘え上手の構ってちゃん。ゆでささみとちゅ~るが大好きな男の子です」
--クウちゃんの猫パンチを絶賛する人からたくさんのコメントが寄せられましたね。ボクシングのトレーニングをしているんじゃないかとの声も上がりましたが。
飼い主さん:「実は、クウちゃんの『遊んで!』という要望に応えて、猫じゃらしで遊んでいたときの写真なんです。私が4月に転職してから出社が多く、少し寂しくさせてしまいました。なので、帰宅してからは『構って!』との要望がすごくて」
--猫じゃらしで遊んでいたんですね。脇をギュッと締めて、口をあんぐりしたあとの左ストレートをかましたクウちゃん。何をしようと?
飼い主さん:「確か、猫じゃらしをくわえたくて口を開けたのだと思います。猫じゃらしなどおもちゃで遊んでいるときや、兄弟猫のカイちゃんとじゃれあうときによくパンチしています。あとは…見慣れないものに対してもパンチすることもありますね」
--くわえたかったんですね…だから、猫じゃらしを捉えようと左ストレートを。猫パンチのあと、どうなりましたか?
飼い主さん:「そのあとも、クウちゃんは猫じゃらしを捉えようとひたすら追い掛けたんですが、疲れて休憩していました…」
--撮影をしながら飼い主さんはそんなクウちゃんの様子を見て、どう思われました?
飼い主さん:「かわいいの一言に尽きます。親バカなのですみません」
--猫じゃらしのほか、好きな遊びは?
飼い主さん:「鈴の入ったボールを転がして遊ぶことも大好きです!」
■表情が豊かすぎるクウちゃん 飼い主「人間っぽいんです」
--個人的に気になった投稿写真がありました。4月12日に投稿された「キャー!!信じられない!もう月曜日!?」のツイート。本当に「信じられない!」と驚いているようなクウちゃんの豊かな表情に引き付けられました。
飼い主さん:「こちらの写真もおもちゃで遊んでいたときの1枚です。アクティブなリアクションの写真はたいてい遊んでいるときなんです」
--話題の投稿写真にも「人間味あるなあ~」なんてコメントもありましたが。どことなくクウちゃんって人間っぽいですね。
飼い主さん:「たぶん、クウちゃんは自分のこと小さいニンゲンだと思ってるかもしれません(笑)。枕などを使って寝ているときや、私が話し掛けたときなど人間っぽいなと感じます。例えば、私が長々と話しかけると、クウちゃんは首をかしげてじっとこちらを見つめてきて。話し終わると返事をしてくれます。あとは構ってと私に『ねえねえ』とアピールしてくるときがとっても人間っぽいんです」
■兄弟猫カイちゃんは、クウちゃんの食べ残しを狙っている…
--飼い主さんはメロメロですね。ご兄弟にカイちゃんという茶トラの猫ちゃんもいるとのこと。どんな猫ちゃん?
飼い主さん:「カイちゃんはビビりで、甘えん坊ですけどそれを表には出さないクールさを持っています。食に関しては食いしん坊、好き嫌いせずなんでも喜んで食べてくれます。クウちゃんの食べ残しもいつも狙っています」
表情豊かなクウちゃんと打って変わって、とてもクールなカイちゃん。でも、クウちゃんの食べ残しをいつも狙っているという少し食いしん坊さんのようです。クウちゃんの分も食べてしまって、鋭い猫パンチをくらわないよう気を付けてくださいね。
◇ ◇
飼い主さんによると、クウちゃんとカイちゃん2匹との出会いは譲渡会とのこと。当初は複数飼育の予定ではなかったそうですが、兄弟を引き離すことは考えられず、2匹を譲り受けたといいます。今はすっかり猫ちゃんたち中心の生活だとか。
飼い主さんは「元気に長生きしてもらえるように何ができるか考える日々です。一緒に暮らし始めたからこそ、外で暮らす猫たちのこともより考えるようになりました。いつか全ての猫が室内で安心して暮らすのが普通の世の中になるといいな、と思います」と話してくれました。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)