自称「気まぐれにガサツな飯を作る」ツイッターユーザー千裕さん（@ricken620_20）が投稿したそうめんレシピが話題です。

　千裕さんは5日、「夏場は野生動物並に火を嫌う私がこれからの時期毎年作るそうめんアレンジまとめた」という投稿文とともに、6種類のそうめんアレンジを写真付きで投稿。

　瞬く間に2.3万を超えるいいねが付き、リプ欄には「これは神レシピ」「どれもおいしそう」「最高」「今年の夏はこれ」「夏に向けてメモしておく」「パスタでも使えそう」「ルーティン組める」「ありがたい」など、食欲がなくなりがちな季節の救世主に盛り上がりをみせています。

■6種類のアレンジ…ほぼ材料をのせるだけ

　千裕さんのそうめんメニューは、「ツナトマト素麺」「冷汁風素麺」「釜玉風素麺」「ラタトゥイユ素麺」「梅おかか素麺」「おろしポン酢素麺」の6種類。いずれもそうめんをゆでる以外は、ほぼ材料をトッピングするだけという簡単さです。

　例えば「ツナトマト素麺」の説明には「トマト乗っけて麺つゆかけるだけ」。「釜玉風素麺」は「卵、葱、麺つゆただそれだけ」。「梅おかか素麺」は「素麺茹でて梅肉ネギ麺つゆ仕上げにおかか。うめえんだこれが。これ以上の説明いらないでしょ」。

　人気を集める理由は、誰でもできそうなお手軽さと、千裕さんのひと言アドバイスにもありそうです。

■ゆで方は「電子レンジよりフライパン」派

　投稿主の千裕さんに話を聞きました。

　ーー「冷汁風素麺」の「豆腐食っときゃとりあえず死なん。夏バテしてもこれは食べられる」という言葉に共感する人がたくさんいるようです。詳しい作り方を教えてください。

　「『冷汁風素麺』は、つゆには白だしと白味噌で味をつけてあります。あとは豆腐、キュウリ、すりごまといりごまが入ってます」

　ーーさっぱりしておいしそうです。今回の反響に心当たりはありますか？

　「時期的なものかなと思います。これからそうめんが食べたくなる上に、料理が嫌になる季節が来るので、手軽さを評価していただけたのかもしれません」

　ーー反応については。

　「友人によく簡単に作れるレシピを聞かれており、今回もその一環でツイートしたものだったのでここまで反応をもらえるとは思っていませんでした」

　ーー個人的にそうめんをゆでること自体が面倒になることがあります。ゆでる部分の時短を試したことは？

　「過去にテレビで見た電子レンジを使ったそうめんの調理法を試したことはありますが、調理時間が伸びてしまうので自分には性に合いませんでした。フライパンでお湯を沸かす方が早いので、その方法で調理することが多いです」

　ーーツイッターのプロフィルに「気まぐれにガサツな飯を作る」と書いています。

　「パスタをゆでる時に具材もまとめて鍋に放り込んで1個のお鍋でゆでたりします。自分でも相当ズボラだなと思ってます」

　「料理は好きと言うよりは生活の一部です。野菜好きなのですが外食や惣菜では高くつく、好きな野菜をいっぱい食べたい、なら料理をしようという感じです。ただ、作ったご飯を喜んで食べてもらえるのはうれしいですね」

（まいどなニュース・金井 かおる）