飼育員がガチ監修!スマスイの大水槽やイルカが夏服に 魚の習性やヒレの形までとことん反映
神戸市立須磨海浜水族園(スマスイ)と、通販会社フェリシモの普段着ブランド「サニークラウズ」が初コラボです。イルカやペンギンといった人気者から、スマスイの代名詞的存在であるあの大水槽の魚たちまで、飼育員が監修したこだわりのデザインにご注目ください。
須磨海浜公園の再整備事業のため、2年後に閉園予定のスマスイ。本館以外の施設や人気だったイルカライブは今年2月末で終了し、市民にも惜しまれています。そんな中、地元神戸の企業であるフェリシモ側が「スマスイの思い出をシャツにしたい」と提案。スマスイ側も快諾して今回のコラボが実現しました。
サニークラウズがシャツの基本のデザインを手掛け、スマスイの飼育員らがプロの目線でチェック。「イルカライブシャツ・トップス」「ペンギンのお散歩アロハシャツ」「大水槽の仲間たちシャツ」という3種類を完成させました。
「イルカライブシャツ・トップス」はジャンプの配置などを細かく調整し、多くの人に愛されたあのイルカライブのワンシーンを切り取ったようなデザインに。「大水槽の仲間たちシャツ」は魚の大きさの比率や習性、ヒレの形や角度に至るまで、スマスイ監修ならではのこだわりが反映されています。
サニークラウズの担当者は「図案の修正指示がものすごく細かくて、スマスイさんさすが!と思いました」と手応えを語ります。「ベーシックな中にもサニークラウズらしさを出せるようデザインしました。カジュアルな1着として、いろいろな人にいろいろな場所で楽しんでいただきたいです」
一方、スマスイの担当者は「楽しい思い出が蘇るような特別なシャツが出来上がったと思います」と太鼓判。「イルカライブは終了となってしまいましたが、引き続き本館での営業を続けてまいりますので、『大水槽の仲間たちシャツ』や『ペンギンのお散歩アロハシャツ』は、ぜひ実際にスマスイに来て本物と見比べて楽しんでいただければと思います」と話しています。(ただし、緊急事態宣言を受けて当面は休業中)
スマスイは今年3月1日から本館のみでの営業に。イルカライブ館、ラッコ館、アマゾン館などの園内施設は閉館となっています。今後も本館のみでの営業を継続し、2023年5月(予定)には須磨海浜水族園としての営業は終了します。
その後、2024年春には須磨海浜公園一帯が生まれ変わり、新たな水族館が誕生する予定とのことです。
サニークラウズのラインナップにはこの他、「水族館」をテーマにジンベエザメやサンバソウなどをデザインしたシャツもあります。