布団がふっとんで、交通規制?「そんなバナナ!」令和の東京で起きた昭和な?珍事件 目撃者に聞いた
「デスク、布団が吹っ飛び、交通規制がかかっています!」「そんなバナナ-」。昭和テイストが残る新聞社でも絶滅したダジャレですが、令和の東京都内で現実に起きていました。目撃者に取材しました。
「布団が吹っ飛んだので交通規制」とsatoimo(@m870wildboar)さんが5月9日、街角の写真をツイッターに投稿。車の進入を制する2人の警察官。何事かと背後を見ると、布団が電線にひっかかっています! 白系の敷布団でしょうか、電話線か電力線の上で、絶妙にバランスをとっています。
ものものしさと緩さが同居するなんとも平和な光景にユーザーが反応。「確かに、布っ団でますね」「暖かくなって来たので毛布はもう不要」などとリプ欄は大喜利状態に。布団の持ち主の方には申し訳ありませんが、投稿には3万超のいいねが付きました。投稿したsatoimoさんに聞きました。
-日時や場所は
「5月9日午前、場所は東京都調布市です」
-現場は
「京王多摩川駅近くです。それほど広い通りではありませんが、結構通行量は多い道でした。ローソンのすぐ前です。あまりのことに、通りすがりの人たちの様子まではあまり観察している余裕はありませんでした」
-この場所を通りかかったのは
「釣り場を探して車でうろうろしておりました」
日本気象協会のサイトで、調布市に接する府中市の過去の天気を調べると、5月9日の最高気温は午後2時20分に28.3度。最大風速は午前11時30分に6.2メートルを記録していました。この風速は風力階級表4(5.5メートル以上8.0メートル未満)にあたり、陸上では「砂ぼこりが立ち、紙片が舞い上がる。小枝が動く。」といった程度の強さです。
現場近くのいずれかの建物から吹っ飛んだのでしょうか。交通規制のため現場は渋滞が生じたそうです。1枚の布団が大事にならないよう、風の強い日は皆さんご注意ください。
(まいどなニュース・竹内 章)