「ネコちゃんって一年でオッサンになるんですね…」

Twitterユーザー「とろ、おにく」（@torotolo106106）さんが投稿した愛猫「おにく」くん（雄・1歳）のビフォーアフター写真が違いすぎると話題になっています。

投稿したのは、おにくくんの生後3カ月のころと1年ほど経った現在の写真。2万超のリツイートと17万超のいいねが付きました。リプ欄には「こんな可憐な頃もあったんだね～というぐらい、大きくなったね。」「貫禄ありすぎますね」「新卒が一年で社長になってる…！」「な、なんか…風呂入ってるオッサンみたいな…(ﾟДﾟ)」などと、おにくくんの変貌ぶりに驚く声が相次いでいます。

今や貫禄たっぷり足長マンチカンのおにくくんについて、飼い主の「とろ、おにく」さんにお話を伺いました。

■生後3カ月と1歳のときの写真…おにくくんの成長ぶりに驚いて投稿

－－今回話題になったお写真を投稿しようと思ったきっかけをお聞かせください。

飼い主さん:「小さいころのおにくの写真を見ていたら、同じ場所で撮影したおにくの成長ぶりに驚いて投稿しました」

－－確かに、キャットタワーの同じ場所にいますね。今のおにくくん、とっても大きくなってはみ出ていますね。なかなかの貫禄。生後3カ月のころのお写真は何とも小さい…おうちに来たばかりのころでしょうか？

飼い主さん:「そうです。昨年5月ごろに家に来て、写真は6月になります」

－－小さいのころと比べて、おにくくんの成長ぶりにどう思いましたか？

飼い主さん:「おにくはブリーダーさんの家からきた子なのですが、そこでの環境があまり良くなかったせいか、お腹に何種類も虫がいたり、兄弟猫に傷つけられたのか角膜炎になって目を縫合して治療したりと、とても手のかかる子でした。獣医師さんからは『ちゃんと成長しないかもしれない(未熟児かもしれない)』と言われていましたが、今はぜーんぶ治してビッグな男になって、飼い主としては安心しています」

■小さいころから好奇心旺盛のおにくくん　1年経ったら体重が…

－－おうちに迎えられたころのおにくくんはどんな猫ちゃんだったか、教えてください。

飼い主さん:「今と変わらず好奇心が旺盛でした。今もですけど、元気があり余っていて、バタバタしていましたね。家にすぐなじんで、社交性がある子なんだなと思いました」

－－なるほど、小さいころからおうちにすぐなじんでいたと…1年経ったらふんぞり返ってくつろいでいる、おにくくんの写真が撮れちゃったわけですね。

飼い主さん:「態度が大きくなったように感じます。おやつをあげようとするとわれ先にと食べようとしてきます。また、ご飯の時間を正確に把握しています。旦那が朝早い日は4時30分に1回目のご飯をあげるので、休みの日でも4時30分にはおにくに起こされるんです」

■でっぷり大きくなった「おにく」くんの名前の由来は？　

－－おにくくん、食べ物への執着心がなかなかのもの。少し体重が気になるそうですね。

体重が増えないように、飼い主さんが気を付けていらっしゃることなどございますか？

飼い主さん:「去勢後専用のフードをあげています。おやつも少なめにしているつもりですが、お腹が空くと『ニャー』っと鳴いておねだりしてくるので、好物の猫用かにかまを与えてしまいます…」

－－体重のほかにちょっと気になるのは、おにく（お肉）くんというお名前。その由来を教えてください

飼い主さん:「（先住猫の）とろしかいなかった時期に、『もう1匹猫を飼いたいね』と旦那と話していたら、旦那から2匹目の猫ちゃんの夢を見たと言われて。その夢の中に出てきた2匹目の猫を旦那が『おにく』と呼んでいたと…だから、2匹目を迎えたら『おにく』にしようと決めていたんです。名は体を表すとはこのことで、でっぷり大きくなりました」

－－おにくくん、これからどんな猫ちゃんに成長してほしいですか？

飼い主さん:「これからもお兄ちゃん猫のとろと仲良く暮らしてほしいです。あと、これ以上太らないように(笑)」

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飼い主さんによると、おにくくんはお兄ちゃん猫のとろくん（スコティッシュフォールド）のことが大好き。「お兄ちゃんかまってー！」と、とろくんの行く場所についていくといいます。そして、2匹はお互いにグルーミングしあって一緒に寝る、仲良しさんとのこと。

そんなおにくくんに慕われているとろくんですが、実はとっても甘えん坊。おにくくんが来てからは、さらに甘えん坊になったとか。飼い主さんは「とろが十分に甘えられるように、“お兄ちゃんファースト”で生活しています。とはいえ、おにくも構ってちゃんなので、おにくとの時間も大切にしていますよ」と話してくれました。

（まいどなニュース特約・渡辺 晴子）