「日本一のデパ地下」大丸東京店の和菓子売り上げランキング 年間第1位はキューブ・カステラ
6月16日は和菓子の日。「日本一のデパ地下」を有する大丸東京店(東京都千代田区)は和菓子の日にちなみ、2020年5月から2021年4月の和菓子の売り上げランキングを調査、年間ベスト10を発表しました。同店では「自分用はもちろん、誰にでも喜ばれる東京土産としてもご参考にどうぞ」としています。
■第1位は約6万2千個販売「フクサヤキューブ」
同店の食品フロアは1階と地下1階に広がり、1階の和洋菓子売り場は「デパイチスイーツ」と呼ばれています。東京駅に直結していることから、新幹線などに乗車する前のお土産探しに人気のスポットです。
第1位は売り上げ個数約6万2千個の福砂屋「フクサヤキューブ」。職人が手作りした伝統のカステラ2切れが可愛らしい小箱に包まれています。販売地域や季節によってパッケージのデザインが変わるため、東京土産としてもぴったりです。
◇第1位◇
〈福砂屋〉フクサヤキューブ 270円(約6万2千個販売)/1階
◇第2位◇
〈とらや〉小形羊羹 夜の梅 291円(約5万個販売)/1階
◇第3位◇
〈深川伊勢屋〉焼きだんご(1本) 130円(約3万7千本販売)/地階
◇第4位◇
〈銀座あけぼの〉姫栗もなか(1個) 162円(約1万7千個販売)/1階
◇第5位◇
〈京菓匠 鶴屋吉信〉つばらつばら 194円(約1万3千個販売)/1階
◇第6位◇
〈船橋屋〉あんみつ 480円(約1万2千個販売)/1階
◇第7位◇
〈坂角総本舗〉ゆかり(8枚) 691円(約1万個販売)/1階
◇第8位◇
〈舟和〉芋ようかん(5本詰) 648円(約9千個販売)/1階
◇第9位◇
〈ずんだ茶寮〉ずんだ餅(5個入り) 865円(約8千個販売)/1階
◇第10位◇
〈豆源〉おとぼけ豆 324円(約7千5百個販売)/1階
■和菓子の日とは…
和菓子の日は昭和54年6月16日、全国和菓子協会により制定されました。
同協会のホームページによると、「西暦848年(承和15年・嘉祥元年)の夏、仁明天皇が御神託に基づいて、6月16日に16の数にちなんだ菓子、餅などを神前に供えて、疫病を除け健康招福を祈誓し、『嘉祥』と改元したという古例にちなみます」。
その後、「疫を逃れ、健康招福を願うめでたい行事として歴史の中で受け継がれ、明治時代まで盛んに行われていた」といわれるのが「嘉祥の祝」。この嘉祥の祝を行う日を現代に復活させたのが「和菓子の日」だそうです。