漢字の部首を擬人化した妖精キャラクター「あめかちゃん」が絵本になった!「2学期前に手に取って」
小学校低学年向け原稿用紙「はじめての読書感想文が、よく書ける原稿用紙。」や漢字キャラクター「あめかちゃん」の開発で知られるベンチャー企業「コトバノミカタ」(兵庫県宝塚市)は6月1日、漢字の部首を擬人化したキャラクターの初の絵本「あめかちゃんとまほうのかんむり」を発売します。
漢字の部首をモチーフにしたキャラクターは、同社代表の本下瑞穂さんと武庫川女子大の学生たちが2019年度から開発をスタート。2021年春にはアニメ動画を作成。3月にはユーチューブチャンネル「漢字キャラクターあめかちゃん公式チャンネル」を開設しました。
絵本のストーリーは、ブシュニアの国に住む漢字の妖精あめかちゃんが子どもたちに漢字を書いてもらうことで「かんむりひめ」に変身するというもの。雨冠のあめかちゃんのほか、草冠のくさかちゃん、ウ冠のうーかちゃんなどが登場。漢字の筆順を覚えるページや身の回りの漢字を紹介するコーナーも盛り込まれ、漢字を学びながらおうち時間を楽しく過ごせる1冊になっています。
本下さんは「2学期から漢字学習が本格的に始まる新1年生を中心に、多くの子ども達に手に取っていただきたい。絵本で身近な漢字の魅力に触れてほしい」と話しています。
「あめかちゃんとまほうのかんむり」は6月1日から本の通販サイトAmazonで発売。税込748円。18.2cm×18.2cm、28ページ。出版社Daysブックス。問い合わせは「コトバノミカタ」ホームページのお問い合わせフォームへ。