「お隣の町まで数時間」は当たり前!?北海道の都市の距離と所要時間を表した案内板が話題 道民「吹雪いたら倍」
札幌から帯広へは139kmで所要時間約170分
釧路からから浦河へは205kmで所要時間約250分
旭川から稚内へは257kmで所要時間約280分
北海道の各都市間の距離と所要時間を表示した案内板がSNS上で大きな注目を集めている。「これは北海道で見つけたとてもためになる図です」とこの案内板を紹介したのはメメントさん(@memento_ekimemo)。
たしかに北海道と他の都府県ではそもそもの面積の違いから"お隣の町"への距離感がまったく異なる。それをこれ以上なく明快に図示したこの案内板に、SNSユーザー達からは
「毎年必ずといっていい位、札幌から函館までタクシーで30分で行けると思ってる観光客いるんだよなぁ…」
「(北海道道民)
え、県もこんな感じじゃないの?•́ω•̀)?」
「ちなみに冬の移動時間は3~5割増
吹雪いて渋滞したら、倍以上
冬場に富良野~札幌で8時間かかって帰った事が有る」
など数々のコメントが寄せられている。
この案内板についてメメントさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):こちらの案内板はどちらでご覧になったものでしょうか?
メメント:占冠村にある『道の駅 自然体感しむかっぷ』と言う施設の売店付近にあったものです。
中将:北海道を旅行されて実際に都市間の距離の遠さを実感されることはありましたか?
メメント:北海道が広いということも既知ではあったのですが、実際に運転をしてみて都市と都市の距離が非常に離れているという実感を抱きました。
比較的地図では近そうに見える場所でも都市と都市の間にコンビニもガソリンスタンドもないエリアが続いていたり、森林の中を走り続ける区間等がありました。本州と比較して単純な距離の問題以上に「空白地帯」の面積が広く、運転していて大変だったという経験があります。
中将:SNSの反響についてご感想をお聞かせください。
メメント:本当に何気なく撮影して投稿した写真だけに驚いています。またリプライや引用リツイートを読ませていただくと、北海道の広さについて道民以外の方はまだまだ知らないことを知りました。北海道の広さについて正しい理解が広まることにより、旅行する方が移動時間を読み誤ってしまうことが少しでも減るといいなと思っています。また、引用リツイートで「札幌在住なのに函館に来れるか聞かれた」などの話をされている方もお見かけしたので、そういった誤解も減ったらいいなと思っています。
メメントさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/memento_ekimemo
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読者のみなさんも北海道を旅行される際はぜひメメントさんが紹介した案内板を参考にしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)