「それ手書きだったの!?」まさか筆で書いているとは思えない、クオリティー高すぎる看板が話題に
「来る人来る人に"それ手書きだったの!?︎"って言われるんですけど、手書きです!」
クオリティーの高すぎる手書き看板がSNS上で大きな注目を集めている。この看板を書いたのは横浜のMTG専門店「信心亭」の「金属細工師」さん(@yuuhirano0207)。
下書きはフォントを転写しているということだが、それにしてもフツーの人がこれだけの字を書けるものではない。金属細工師さんの技術に対しSNSユーザー達からは
「レタリング検定を受けたことあるけど...、鉛筆でもしんどい記憶しかない...。
転写とはいえ筆でなぞるとは....凄いなぁ...。」
「下書きあってもやりたく無いし、こんな綺麗にできない。カッティングシート使う。
ただ、木に書くならこっちの方が見栄え良いし剥がれないだろうしなぁ……
でもやりたく無い」
「すげー制御能力!電撃イライラ棒とか余裕そうですね!!」
など数々の称賛のコメントが寄せられている。
金属細工師さんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):下書きは転写しているということですが、それでもなかなかこれほど綺麗に字を手書きするのは難しいと思います。この技術はどのように身に付けられたものでしょうか?
金属細工師:幼少から成人するまで祖母から書道を習ってました、祖母に感謝です。
中将:投稿に対し数々の称賛のコメントが寄せられましたね。
金属細工師:偏見ですけど、バズるとクソリプやらやっかみがもっと来るかと思ってたのですが平和そのものでした。「手書き」と書いてしまった為勘違いをさせてしまい戦々恐々としてましたが、「下書きありでも凄い!」と言って下さる方が多く、嬉しくなりましたね。次は「手作業」と表記します。
◇ ◇
金属細工師さんが手書き看板を手がけたのは今回初めて。5年後には下書き無しでこれができるようになることを目指しているということなので、ぜひ今後の新作にも期待したい。
なお金属細工師さんはふだん信心亭で絵を描いたりレザーでデッキケースを作ったり、DIYで棚や壁を作ったりとマルチな制作活動に励んでいる。ご興味のある方はぜひお店を訪れ、カード対戦ついでに制作物をご覧になっていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)