石田純一が大阪メトロの女性専用車両を”ジャック” ゴル活アプリのアンバサダーに就任
ゴルフ熱が再び高まる中、より交友関係を広げられるマッチングアプリ「GolWho(ゴルフー)」が7月1日から先行登録受け付けを始める。大阪に本社のある「ゴル活」が手掛けるもので、初心者をはじめ、もっと腕を磨きたい人、コンペに参加したい人などを効率良くつなぐのが特長。そのアンバサダーとして、大胆にもあの俳優石田純一を起用し、さらに大阪メトロの女性専用車両を”ジャック”する。
ほんの少し前まで若者の”ゴルフ離れ”が叫ばれていたのがウソのよう。いまや若い世代にもゴルフ熱が高まり、それに合わせ、雨後の筍のようにゴルフ専用マッチングアプリが乱立するようになった。
その背景として挙げられるのがコロナ禍での3密回避やプロゴルファー松山英樹、笹生優花の海外メジャー大会での活躍。そんな中、ゴルフの楽しみ方をさらに広げるマッチングサービスとして新登場したアプリがこの「GolWho」だ。”ゴルフ愛”をモットーにベテランゴルファーはもちろん、初心者にも優しいのが特長。アプリを運営する株式会社「ゴル活」(大阪市)統括営業本部長の大橋正明さんがこう話す。
「1人でも多くの方にゴルフの楽しさを知ってもらって、末永く楽しんでもらいたい。その一方で1人だと不安だし、マッチングに抵抗がある人もいると思います。そこで、わたしたちは安心、安全に加え、健全にも力を入れました。ゴルフ目的でない、悪質な利用者の取り締まりもします」
主な特長としては4サムはもちろん、2サムでのラウンドも可能。現役プロゴルファーやティーチングプロも迎え入れることにしており、本格的なレッスンを受けることもできる。また女性向けに安心、安全、健全を重視したサービスとして「ペア登録機能」を搭載している点も見逃せない。
このアプリが本格的に動き出すのは10月1日、秋のゴルフシーズンからで、それに先立ち、7月1日から先行登録受け付けを開始する。そのアンバサダーとして白羽の矢を立てたのが他ならぬ俳優の石田純一だ。今後はインターネット動画を中心に様々な形でプロモーション活動を展開する。
石田と言えば、無類のゴルフ愛好家と知られる一方、コロナ禍での沖縄ゴルフ旅行などでバッシングを浴びた。それだけに大胆な起用とも思えるが、そのあたりは織り込み済み。認知度を最大限いかして特に女性層に訴えたい考えだ。
そのひとつとして、7月1日から何と大阪メトロ御堂筋線の女性専用車両を3両、1年間にわたってジャック。つり革広告の石田が「ゴルフしようよ!」と誘いかける仕掛けになっており、大橋さんも「知られてないのは、存在しないのと同じ。公共インフラで告知できる強みをいかし、みなさんに広く知ってもらい、ゴルフ人口を増やしていければ」と期待を寄せる。
さらに「GolWho」が力を入れるのがゴルフの未来と将来。ジュニア育成を目的に一般社団法人「ジュニアゴルフクラブチーム連盟」(中曽根弘文会長)のオフィシャルパートナーにもサントリーなどとともに名を連ね、大会やアマチュアゴルファーのマッチングも支援する。
もちろん、今後もアプリ機能を充実していく構え。「特にティーチングプロはいまは仕事がなくて大変な思いをしている。このアプリに登録して、生徒さんを探してもらえれば」と大橋さんは言う。ゴルフ仲間が増え、ゴルフがうまくなるなら言うことなし、ではないか。
(まいどなニュース特約・山本 智行)