一振りで肉も魚介も卵かけご飯もスペシャルに!創業149年、大阪の老舗肉屋が本気を出したスパイスの「実力」

 今年で創業149年目。「肉のコバヤシ」として知られる株式会社コバヤシ(本店・大阪府吹田市)が自宅でもプロの味を手軽に楽しんでほしいと、お肉専用スパイス「七代目こばやし」を開発。7月14日からMakuake(マクアケ)」で先行予約販売を開始した。お肉だけでなく、魚介類や卵かけごはんなど、さまざまな料理をスペシャルに味変させてくれると、話題を呼びそうだ。

■お肉のプロが本気で開発した万能スパイス!

 「肉のコバヤシ」は明治5(1872)年に青果・乾物商「和泉兵(いずひょう)」として創業。大正5(1916)年には、3代目の小林兵三郎が大久保利通公の子息、利武公の仲介により牛肉販売店を開業し、有名ホテルや飲食店、学校給食など、卸業を中心に発展してきた。

 そんな老舗がなぜ、新商品を生み出したのか。同社の取締役で7代目の小林裕一郎さんによると新型コロナの影響で外食する機会が減ったことが大きいという。

 「うちのスローガンは”どうすれば、お客様に最高のお肉を食べていただけるか”です。コロナ禍でおうち時間が増え、プロの味をご自宅でも楽しんでいただきたいと開発に乗り出したのです」

 その際に「塩、胡椒やお醤油みたく各ご家庭に当たり前に常備される、そんなスパイスを目指しました」と小林さん。お肉のプロとして「牛、豚、鶏はもちろんのこと、鴨や羊など、さまざまなお肉に合うものを」と考えたとも言う。

■10種類のスパイスをブレンドした「七代目」誕生

 そこで出来上がったのが、その名もお肉専用のスパイス「七代目こばやし」だ。材料である黒コショウやフライドガーリック、パプリカ、バジル、オレガノ、マジョラム、赤唐辛子、粉末醤油、食塩など約10種類のスパイスを独自の配合でブレンドしている。

 お肉の下味だけに使用するのではなく、そのまま振りかけても美味しいように考えられた。魚介類の料理や卵かけご飯などにも合うという声が多い。意外にもアイスクリームにかけても美味。結果、和洋中、どの料理にも合い、味変が楽しめるのが魅力なのだ。

 これには小林さんも自信満々。お肉専用に開発したスパイスながら「これ1本でALL MEAT OK(オール・ミート・オーケー)なスパイスが完成しました」と笑顔で語ってくれました。

■応援購入型サービス「Makuake」にて先行販売

 お肉専用スパイス「七代目こばやし」(1本80g)は、この7月14日より8月14日まで応援購入型サービス「Makuake(マクアケ)」にて先行販売。Makuakeのリターン商品として打ち出されるため、通常よりおトクな価格なのも見逃せない。リターンのタイプはさまざまあり、その中から4種類をピックアップしてみた。

①「お肉専用スパイス七代目こばやし」3本セット: 3000円(税込・送料無料)

②「お肉専用スパイス 七代目こばやし」6本セット: 6000円(税込・送料無料)

③「蔵王牛のサーロイン180g×2枚+「七代目こばやし」1本 : 10000円 (税込・送料無料)

④淡路島産「えびすもち豚の厚切りロース150g×3枚+「七代目こばやし」1本 : 5000円(税込・送料無料)

 なお、Makuake終了後の9月初旬以降は「お肉のコバヤシ」本社店頭での販売や通販となる。

 自宅だけでなく、今の季節はキャンプなどのお供にもおすすめ。この夏「七代目こばやし」が1本あるだけで、食卓が弾みそうである。

(まいどなニュース特約・八木 純子)

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