お帰り!502日ぶりの営業再開 ホテルで楽しむワンランク上のバイキングレストラン 「これから」を見据えた営業スタイル模索
【※緊急事態宣言に伴い、8月末まで休業が決定(8月2日追記)】
新型コロナウイルスの影響で2020年3月から休業していた大阪新阪急ホテルのバイキングレストラン「オリンピア」が7月22日(木・祝)、実に502日ぶりに営業を再開する。感染予防を徹底するため、料理をシェフが一皿ずつ取り分けるスタイルを採用。席数も従来の280席から150席まで減らしたほか、店内には抗菌・抗ウイルス加工を施したという。
1964年8月、世界30カ国以上の料理を楽しめるレストランとしてホテルと共に誕生したオリンピア。毎月約2万人(2019年実績)が利用する関西最大級のバイキングレストランとして親しまれてきたが、コロナ禍で出口の見えない休業を余儀なくされていた。
再開にあたり、「食べ放題の楽しさ」はそのままに、シェフが出来立ての料理をその場で一皿ずつ手渡す形に。従業員の健康管理の徹底はもちろん、テーブルや椅子、壁など店内全体に抗菌・抗ウイルス加工を実施した。
7月22日から始まる再開第1弾の企画は、ローストビーフやステーキ、にぎり寿司といった人気料理に加え、フォアグラのポアレ(ディナー限定)、ミニまぐろ丼、北京ダックなど、過去に人気を博したメニューを集めた「ベストセレクション」(8月31日まで)。専門シェフが腕によりをかけた、まさにワンランク上の「食べ放題」となっている。
【ランチ】大人3900円/子供2000円(90分制)
【ディナー】大人4900円/子供2600円(90分制)
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■アラカルト1皿700円の「バル」も新登場
大阪新阪急ホテルでは、同じくコロナ禍で休業していたフレンチ&チャイニーズレストラン「モンスレー」も、8月1日(日)から営業を再開する。こちらはコース料理が中心だったが、再開後はディナータイム限定でアラカルト料理(全37種)を各700円(税サ込)の統一料金で提供する新企画「モンスレーバル」をスタート。スタッフは「ホテルの本格的な料理をより気軽にお楽しみいただければ」と呼び掛けている。
【ランチ】3800円~
【ディナー】6000円
【バル】各700円(ディナータイム限定)
【アフタヌーンティー】2980円
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このほか阪急阪神ホテルズでは、営業再開を記念したキャンペーンとして、「おひとりさま」限定のグレードアッププランや、バーテンダーがレストランの席まで“出張”して目の前で「モクテル」と呼ばれるノンアルコールのカクテルを作る「ウーバーテンダー」プランなどを展開。ホテルならではの「新しい日常」に注目だ。