山形名物を詰め込み「肉みそ」に 名料亭が作ったご飯のお供、醪にもこだわり
山形県寒河江市にある料亭「東門」はこのたび、山形県産のだだちゃ豆と山形牛、醪(もろみ)を使ったご飯のお供「だだちゃ豆入り極の肉みそ」を発売しました。今年2月に発売した生ふりかけ「山形牛入りそぼろと青菜漬け」に続く第2弾。担当者は「肉みそは日本中にありますが、枝豆入りの肉みそは珍しく、山形のイメージを商品にすることにこだわりました」とアピールします。同料亭の販売促進担当、石山達也さんに話を聞きました。
ーー新商品にだだちゃ豆と山形牛、もろみを使った理由は?
「『オール山形』のイメージを商品化しました。山形の枝豆といえば枝豆の王様だだちゃ豆で、栄養価も高く希少価値が高い原料です。甘みが強く香りが濃厚なだだちゃ豆と山形牛のうま味を生かした味付け、味の仕上げは現代の名工にも選ばれたマルタ醸造の醪を使用しました」
同料亭ではさまざまな食べ方も提案しており、そのままはもちろん、冷たい麺メニューやサラダチキン、卵かけご飯との相性も抜群だそうです。
ーー第1弾の生ふりかけ「山形牛入りそぼろと青菜漬け」は先日、全国放送のテレビ番組でも取り上げられました。
「日本中のおいしい物を食べている芸能人の方々に商品を選んでいただき、『牛肉と青菜漬物の組み合わせは珍しい』『美味しい』とコメントいただいたのがすごくうれしいです。全国からもお問い合わせが多数ありました」
ーー今後も地元食材を使った「ご飯のお供」を?
「実は幻の商品がまだ日の目を見ていません。山形名物の芋煮を漬物にした商品です。開発段階で止まっており、いずれは商品化を!と諦めていません」
「だだちゃ豆入り極の肉みそ」はネット通販サイト楽天市場「寒河江市観光物産協会」から購入可能。100g4個セット2500円(税込)。
(まいどなニュース・金井 かおる)