リアルな豚すぎるメンチカツ!?コロナ禍で生まれたとんかつ店の1周年記念メニューがマジで豚
ブタをかたどったメンチカツが話題になっている。
「仔豚のやわらかメンチカツ ハンbu~bu~」と名付けられたこのメンチカツを提供しているのは大阪・西中島の「とんかつkitchenかもめ亭」。元々は居酒屋として営業していたが、コロナ禍をきっかけに看板メニューの串カツで培ったノウハウを生かしてとんかつ店に業態変更。増加した女性客のニーズにこたえるため1周年記念の期間限定でこのメニューを企画したということだ。
あまりにもリアルなブタの形をしたメンチカツ…。一口味わってみたいと思い、兄でお笑い芸人の橋本大祐とお店に足を運んでみた。
今回は特別に揚げる前の姿を見せてもらうことができたのだが、目、鼻、口までしっかり成形されており、かなりの再現度だ。
カラッと揚がった仔豚に「ごめんね」と言いながら、ナイフを入れると中からジューシーな肉汁が溢れ出た。
店長にお話を伺ってみた。
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橋本菜津美(以下「橋本」):「仔豚のやわらかメンチカツ ハンbu~bu~」のこだわりを教えてください。
店長さん:鹿児島県産茶美豚をブレンドした国産豚ミンチを仔豚にかたどったミンチカツで、揚げても豚の形が維持できるよう開発に3カ月かけました。
橋本:3カ月も…!先ほどいただきましたが、中までしっかり火が通っているのに、周りが硬くなっていなくてとても美味しかったです。165グラムということでしたが、たしかにすごくボリュームがありました。
店長さん:ありがとうございます。中まで火が通るように豚のブレンドの比率や揚げ時間、温度などを試行錯誤して、美味しいだけじゃない見た目も楽しいミンチカツを目指しました。
橋本:どんな方が注文されることが多いですか?
店長さん:女性や子どもをターゲットにしているのですが、意外にもサラリーマンの方が一人で注文してくださったり…販売してから新しい発見が増えました。
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コロナ禍であっても新しい業態に挑み、何としても営業を続けていこうという意気込みに勇気をもらった。「コロナ収束に向け豚(とん)豚(とん)と進み、見た目も楽しめる限定メニューを食べて皆さんの気持ちが少しでも揚がり(上がり)ますように」と店長。美味しい仔豚ちゃんの人気がさらに高まることを期待したい。
なお「仔豚のやわらかメンチカツ ハンbu~bu~」は昼のみ5食限定。お目当ての方は早めにお店を訪れていただきたい。
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■ 「とんかつkitchenかもめ亭」
住 所:大阪市淀川区西中島3-17-10新大阪第二南ビル1階
電話番号:06-6795-9002
営業時間:ランチ 11時30分~15時/ディナー17時~22時(※営業時間は大阪府、市の要請に従う)
定 休 日 :年末年始のみ(12月31日~1月2日)
提供期間 : 2021年6月25日から約半年間(延⾧の場合あり)、昼のみ5食限定
(まいどなニュース特約・橋本 菜津美)