「東京2020オリンピック」が無観客で開催され、お家で競技観戦を楽しまれている方も多いかと思います。特にヨーロッパ発祥の競技を観戦する際などは、合わせて、お家ごはんもヨーロッパ料理にして気分を盛り上げたいものです。ただし、イチから作るのは面倒だし、かと言って通販や出前で頼むとなるとたいてい「ピザ」「パスタ」という選択になりがちです。

もちろんピザやパスタも美味しいのですが、ちょっとズラして、違う本格料理も食べてみたいもの。リゾットなんかがお家で美味しくいただけると良いんだけどなぁ……と調べてみたところありました！　「レ/Risotto」という商品です。

複数あるソースから好きなフレーバーを選び注文し、「All-in Risotto」 というリゾット用に作られたライス （税込432円）と一緒に超簡単に調理するだけで本格リゾットが完成してしまうという一品だそうです。

この商品のうち「ボロネーゼ」「クルミとゴルゴンゾーラのクリームソース」「イカスミのトマトソース」（いずれも「All-in Risotto」とセットで税込1398円）の3点をオーダーし、実際に調理・食べてみることにしました。

■イチから作るなら数時間。「レ/Risotto」ならわずか10分程度

 さっそく届いた「レ/Risotto」のうち、「ボロネーゼ」から調理していきます。作り方は超簡単で、ソースをフライパンに入れ弱火でコトコト温めます。そこに湯煎して柔らかくなったライスをソースに和えるだけ。全体がしっかりひとまとまりになったら火を止めて完成という流れです。

料理好きの筆者、リゾットも以前イチから作ったことがありますが、これが超大変。ソースを作るのに数時間。さらにライスも、お米を洗わずにオリーブオイルで炒めるなど、結構な手間と時間がかかります。この労力を超簡単に、さらに10分程度で完成までもっていけるのはかなり有難い商品だと思いました。

■試した3ソースの味は…！？

 「ボロネーゼ」に続き「クルミとゴルゴンゾーラのクリームソース」、「イカスミのトマトソース」も調理し、さっそく食べてみることにしました。

まず「ボロネーゼ」は、酸味だけでなく甘みもある濃厚なトマトクリームソースで、ひき肉の旨味も十分感じることができ、食べ応え十分でした。

さらに「クルミとゴルゴンゾーラのクリームソース」は、ゴルゴンゾーラの濃厚な風味とクルミの食感により、もう一口、また一口と止まらなくなる味でした。白ワインがガンガン進みました。

そして、「イカスミのトマトソース」。イカスミのコクのある風合いとトマトソースの酸味が渾然一体となり、これがまた絶品。お店で食べるリゾットよりも美味しく感じるほどで、「レ/Risotto」ならではの一品だと思いました。

■まさしく本格レストラン以上の味！

ソースとライスのセットで1品1390円（税込）と、一見ややお高めにみえるかもしれませんが、 控えめに言っても一般的な本格イタリア料理店のリゾット以上の味を実現しているのではないかと思いました。もちろん言われなければ、たった数分で作ることができた冷凍のリゾットとはわからないほどです。

何故このような最上級のリゾットの製造を実現しているのか、販売元のTastyTable FOOD担当者の方に聞きました。

「様々な本格レストランのシェフと作り上げた本格パスタソース『レ/Pasta Sauce』という商品のご好評をきっかけに作りました。このパスタソースのうち、「All-in Risotto」との相性が良いものを『レ/Risotto』として今年4月より販売しております。

市販されている冷凍リゾットはお湯を注いで作るフリーズドライ商品や、レトルトパウチのものはありますが、肝心のライスが機械での大量調理ではちょうど良い固さになりにくいものです。この点、『レ/Risotto』では全て手作りで火加減などにも細心の注意をはらって作り上げることにより、本格レストランと大差ない味を実現しています。

今後も新しいソースを作り続けていく意向はありますが、お客さまにより良いサービスを行うべく、人数を限定した会員制での販売を予定しています。このことでさらなるクオリティを実現していきたいと思っています」（Tasty Table FOOD担当者）

今回で完全に「レ/Risotto」のファンになってしまった筆者でした。今回ご紹介の3メニューのほかにも食欲をそそるフレーバーが複数あります。お家で過ごす時間をより豊かなものにしたい、特別なものにしたい際には、とっておきのリゾットだと思います。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

（まいどなニュース特約・松田 義人）