「やり方が雑」「タイミングもおかしい」…家事・育児に“協力的”な夫に「モヤモヤ」する!ママたちの本音
「ウチの夫はなーんにもしない!」家事育児一切しなくて常にワンオペという状態に比べたら、本当にありがたい!のですが…。イクメン・家事メンに、ママがモヤモヤしてしまうことも多いようです。「やり方が雑」だったり「タイミングがおかしい」時があったり…ちょっとずれているような気がするのだそう。どうすれば夫婦の家事分担はうまくいくのでしょうか。ママたちの本音を聞いてみました。
■家事分担はしてくれるけど…
洗濯やお皿洗い、頼まなくても自主的に家事をやってくれる旦那さん、意外に多いようです。しかし、やり方やタイミングなど、どうしても「ちょっと違うんだよなぁ…」とモヤモヤしてしまうママもいます。
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▽洗濯物の畳み方がぐちゃぐちゃ
洗濯物は、私が干したら旦那が畳む、主人が干したら私が畳むというように、なんとなく分担しています。お互い何も言わなくても自然とそうなったし、やってくれるのですごくありがたいのですが、旦那の畳み方がかなり雑。下着類はいいのですが、シャツやズボンは主人が畳んだまましまうと、次着るときシワっシワ…畳み直すもの何なので、「子どもと私のシャツはハンガーにかけたままでいいよ」とやんわり伝えています(笑)。〔Tさん、子ども13歳、9歳、4歳〕
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▽お皿を洗ってくれるんだけど
食洗機が欲しかったのですが、置く場所がない、高くてもったいないというポリシーの主人が「俺が食洗機になる」と、皿洗い当番に。もちろん洗ってくれるだけでありがたいのですが、洗いかごは満杯山盛り、調理台にも洗ったお皿が重ねてあり、蛇口周りも泡だらけビショビショ。「自然乾燥後に(食器棚に)片づけるから」と言うのですが、片づけたためしがない(笑)最近やっと「洗い終わったら、せめて調理台のお皿は拭いてしまって、蛇口周りもさっと拭いてくれると最高なんだけどなー」と伝えました。何回かに1回は忘れますが、やってくれるようになりましたよ。〔Hさん、子ども4歳〕
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▽今それをやらなくても…というパパこだわりの家事が始まる
主人は割と家事が好きで、よくやってくれて助かっているのですが…朝の出発前のバタバタなときに、突然加湿器のフィルターを丁寧に掃除し始めたり、洗面台を磨き始めることがあります。ありがたいのですが、朝の戦争のような忙しさの中で、それは今やることじゃないよねーと…「今ちょっと子どもの着替え手伝ってくれる?」など、具体的な指示で現場から離れてもらうようにしています(笑)〔Yさん、子ども5歳、2歳〕
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…とてもありがたいけど、「今それやる?」とか、「あー惜しい、あともう一歩!」という感じでモヤモヤしてしまうママたちが多いようですね。すごく分かる気がします。
■子どもと遊んでくれるけどなんかモヤモヤ
「旦那は休日も子どもの相手もせず寝てるよ」なんてママの話を聞くと、ウチはありがたい、と思いつつ、やはりそこにもモヤモヤポイントがあるようです。
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▽公園連れて行ってくれるけど、なぜ10分で帰って来る!?
休日に子どもと散歩に行ったり、公園に連れて行ってくれるのですが、毎回10分ちょっとで帰って来ちゃう。「子どもが帰りたがるから」と言うのですが、もうあと10分は粘ってほしいなぁ、と。お砂場道具をたくさん持たせて、「砂でいっぱい遊んでおいで!」作戦を試み中です(笑)。〔Iさん、子ども3歳、0歳〕
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▽子どもと遊んでくれるけど、結局一緒にゲームばっかり
「パパと遊ぼう」と子どもを誘って、ベッドルームで子どもと遊んでくれる。その間に家事ができるので、とてもありがたいのですが、主人がやりたいゲームを、子どもがそれを見ているだけ。うーん、これは遊んでいるというより、自分がやりたいことをやっているだけでは? と。家事がはかどるので、主人には何も言えないんですけどね。〔Oさん、子ども4歳〕
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▽あれ? パパだけいいとこ取り!?
私が言うのもなんですが、主人は休日は自分の時間なんてないくらい子どもの相手をしてくれます。子どもも大喜びで、休日はパパべったりで、なぜか言うこともよく聞くんです。挙句、「パパがいい、ママはあっち行ってて」と。すごく助かるし、自分の時間も少し持てたりするんですが、平日は朝も帰宅後もグズる子どもの相手をしているのは私。なんだか主人に美味しいとこ取りされている気がして、モヤモヤするんです。わがままなんでしょうけど〔Kさん、子ども5歳、3歳〕
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…確かに、パパってしっかり子どもと向き合ってガッツリ相手をするというより、自分の時間に合わせたり、趣味に巻き込みがちかも。でも、意外と子どももそれが嬉しかったりするんでしょうね。
■感謝しつつ、伝えたいことを伝えるには?
家事や育児をやってくれている、あるいはやる気はあるんだけど、ちょっとずれていてモヤモヤする…そんなパパには、どう伝えたらいいのでしょうか。
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▽言いたいことはたくさんあっても、まずはひとつだけ
主人が皿洗い担当ですが、鍋やボウルなどの大物を洗っていない、どこもかしこもビチャビチャなど、けっこうやり残しが多かったんです。正直「あれもこれもちゃんとやってよ!」という気持ちがあったのですが、グッと抑えて「ありがとう、お鍋も洗ってくれるとありがたいな」と、ひとつずつお願いをしてみました。〔Uさん、子ども8歳、5歳〕
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▽実際にやり方を見せる
「こうすると効率よく早くできて、しかもきれいに仕上がるよ」とお手本を見せるといいかもしれません。実は、これは主人が私の家事にイラっとしてやってみせてくれたこと(笑)そのときは「私の家事がダメなのか?」とムッとしてしまいましたが、後でなるほど、と思って真似しています。〔Yさん、子ども10歳、7歳〕
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▽男と女は違う生き物! と諦める
「生物学的に、男と女は育児や家事に対する気持ちややり方が違うんだ」と諦めつつ、受け入れるようにしました。やってはくれるし、感謝の気持ちもあるので、そこでイライラしてもストレスが溜まるだけなので…〔Tさん、子ども6歳、3歳〕
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…諦めて受け入れる、という「気持ち切り替え」パターンもあるんですね。自分なりに伝え方を工夫して、パパを納得させて「家事上手」に仕上げるママも!
共働き夫婦が増え、さらにコロナ禍でリモート勤務で家事育児でさらに家事育児が負担になっているなか、夫婦で協力しあって育児・家事に取り組むのが当たり前になってきていますね。「本当はゆっくり休みたいけど、頑張って育児や家事をやろう」としてくれているパパ、実はけっこう多いんです。
でも、慣れていないからこそどうにも段取りや手際が悪く、思わずイライラ。だけどやってくれるからこそ申し訳なくて言えない…それでモヤモヤが溜まってしまうママが多いようです。「モノ申したい」ママと「頑張りたい」パパがうまく歩み寄って、モヤモヤをなくしていけたらいいですね。
(まいどなニュース/BRAVA編集部)