どんな人でも一度は待ち合わせに遅れそうになった経験があると思います。そんな時、相手がたとえ気のおけない友人であっても「遅刻するかも」とは言いづらいですよね。しかし、軽やかなジョークを織り交ぜつつその旨を伝えるLINEでのやり取りが注目されました。

　まず遅れそうになった方が「鬼のように遅れたらごめん」と送ると「鬼に遅刻のイメージないな」と返す受け手。さらに被せて「宮本武蔵のように遅れたらごめん」と剣豪が決闘の約束に遅れたことを引き合いに出す前者に「勝とうとすんな」と返す後者。自身の状況をとっさに、宮本武蔵のエピソードになぞらえる発想の飛躍に驚かされます。

　画像を投稿したのは、あ！お！き！（@aokiaokiaoki555）さん。こちらのツイートには28日現在、10万件を超すいいねがつき、「駅集合なのに、会話の流れは巌流島で草」「これ時間差なく宮本武蔵思い付くのすごいなw ほんで返しがいいよなw」とセンスを讃える声が寄せられた他、「『宮本武蔵みたいに遅刻したらごめん』流行りそう」と先読みする人も現れました。

　こちらの画像を「俺なしで面白くならないで欲しい」という文言とともに投稿した、あ！お！き！さんに、話題になったおふたりとの関係をお聞きすると、ご自身を含め、今回の2人、そしてもう1人の4人で「煩悩教会」というコントユニットを結成していて、高校3年生の頃に仲良くなったのだといいます。

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　気になるのはこの後、皆さんがぶじに合流できたかどうか。尋ねると、「できました！」（あ！お！き！さん）とのことで何よりです。誰しも遅刻の連絡は気まずいものですが、時にユーモアはそんな状況をも和ませてくれる力があるのかもしれませんね。

（まいどなニュース特約・山本 明）