たこ焼きなのか、ワッフルなのか…固定概念を覆すワッフルメーカーで作る「たこ焼き」が斬新
昭和初期に大阪で誕生し、今や全国的な人気を博すようになったたこ焼き。サイズや生地の配分、ソースやトッピングの種類など、店や地域によってさまさまなバリエーションのものがあるが、筆者は先日Twitterのタイムラインを眺めていて気になる新種のたこ焼きを発見した。それはグルメブログ「東京でとって食べる生活」(@totte_taberu)のアカウントが紹介していたワッフルメーカーで作ったというもの。
凹凸のついたワッフル状に焼かれた1枚のたこ焼き…。調べるとワッフルメーカーを使って同様のたこ焼きを作っている人は何人かいるようだが、これは「球状」というたこ焼きの固定概念を覆すユニークな試みだと感じた。
東京でとって食べる生活の運営者にお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):ワッフルメーカーでたこ焼きを作ろうと思われたきっかけをお聞かせください
運営者:たこ焼きはカリカリの皮が美味しいですよね。そこで「ん、アレ?ワッフルメーカーで焼けば全部カリカリになるのでは?」と思い焼いてみました。普段はワッフルメーカーでハンバーグ焼いてます。
中将:食感、味わいなど、普通のたこ焼きとの比較など、食べてみたご感想をお聞かせください
運営者:予想通り、全体的にカリッと仕上がっており、思いっきりクリスピーな食感を楽しめます。弱火でじっくり焼くので時間がかかりますが、アリなのではないかと。欠点は、たこ焼き10個分くらいの生地を使うのでお腹にたまるところですね。
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一般に関東圏では外側がカリッとしたたこ焼きが好まれると言うが、ワッフルメーカーで作るたこ焼きはそういった好みの人には受け入れやすいのではないか。またたこ焼き器を持っていないお宅でも、ワッフルメーカーさえあれば作れてしまうのもポイントの一つ。ぜひ多くの方にお試しいただきたいたこ焼きの新境地だ。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)