「副反応がつらい猫」“左腕”を痛そうに押さえる姿は昨日の私!?…40万人が注目「打ったのは、モデルニャ」
「副反応がつらい猫」とつぶやき、愛猫の写真をツイートした「ろくなな」(@necode67)さん。そこに写っていたのは、前足を痛そうに押さえる猫の姿! 9万超のリツイートと、40万超のいいねが付くなど大きな話題を呼びました。
リプ欄には「左腕に打ったんですね…痛そう…」「打ったのは、モデルニャ」「痛くて左前足動かんし、熱は出るししんどいわ~」「他人事とは思えない」などと、まるでワクチン接種の副反応をほうふつとさせる猫の仕草にコメントが殺到。一方で、「何度も見てたら…だんだんドラえもんに見えてきた…(笑)」「おっちゃんみたいで可愛いなぁ」と、どっかり座る猫の姿に爆笑する人も相次ぎました。
話題を集めた猫ちゃんは、ろくくんといいます。3歳5カ月の男の子です。どうして、ワクチン接種をしたかのように左前足を痛そうに押さえていたのでしょう? 撮影時のろくくんの様子を、飼い主さんに伺ってみました。
■“左腕”の押さえ方、コロナワクチン接種後の筋肉痛を思い出した…
--大きな話題になった「副反応がつらい猫」のツイートですが、投稿しようと思われたのは?
飼い主さん「偶然に撮れた写真なんですが、私自身ワクチン接種を最近終え、筋肉痛になったばかりでした。左腕(左前足)の押さえ方といい、そのときのことを思い出す表情だったので…友人にこの写真をLINEで送ったところ『これはバズるかも!!』と言われてTwitterに投稿してみました」
--偶然に撮れたというと…。
飼い主さん「実は右前足の毛繕いをしていたとき、偶然に撮れた写真なんです」
--毛繕い!?
飼い主さん「副反応がつらい仕草自体は一瞬でした。毛繕いは5~10分ほどしていたかと思います。ひとしきり毛繕いが終わった後はお腹を天井に向けて寝ていました」
--でも、どこかつらそうな表情でしたが…。
飼い主さん「毛繕い中でしたので、全般的には満足そうな表情でした。つらい表情というよりは毛繕いに夢中になっている表情だったかもしれません」
--毛繕いに夢中だったと…笑 今回の写真のような仕草は初めてでしょうか?
飼い主さん「『おじさんみたい』とリプライもいただきましたが、壁にもたれかかって毛繕いをするのが好きでよくやっています。ときどき毛繕いをせず、ただぼーっとしていることもあり、本当におじさんのようです」
--ろくくんは普段、どんな猫ちゃんなのでしょうか?
飼い主さん「とても甘えん坊です。寝るときやリモートワーク中も必ずそばにきます。表情が豊かで、よく中に人間が入ってるんじゃないかと言われます(笑)」
痛そうな仕草をしていたろくくんでしたが、ワクチン接種の副反応でつらかったわけではなかったようです。次回はどんな表情を見せてくれるでしょうか?
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近所のペットショップからおうちに迎えられたという、ろくくん。出会った日が6月9日ということで、「ろく」と名付けたといいます。ロシアンブルーとスコティッシュフォールドのミックス。また同じくミックスの雌猫・ななちゃん(1歳7カ月)も飼っています。2匹とも生まれたときに、母猫に尻尾をかじられてしまったそうで、ボブテイルのような短い尻尾になっているとか。そんな2匹の「ウチノコ自慢」をしたくてSNSを始めたとのこと。飼い主さんにとって、猫ちゃんたちはとても大事な存在だそうです。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)