マクドナルドの月見シリーズが好きすぎて「自作」 弁当箱を開けた夫「月見バーガーいただきます」
もはや秋の風物詩。大手ファーストフード各社から卵を月に見立てた「月見バーガー」メニューが出そろう季節がやってきました。今年も9月1日のケンタッキーフライドチキンを皮切りに、マクドナルド(8日)、ロッテリア(9日)と販売がスタート。そんな中、ツイッター上ではあるユーザーが投稿した弁当が注目を集めています。
■発売初日に合わせた力作
ツイッターユーザー「おしそ」さん(@_______aona)はマクドナルドの月見シリーズ発売初日の8日早朝、夫のために作った弁当の写真を投稿しました。
弁当の中身は、ご飯の上に海苔を敷き詰め卵焼きで作った満月をトッピング。月の表面には海苔で書いた「月見バーガー」の文字。おかずで象ったバーガーは、バンズからはみ出したベーコンまで忠実に再現しています。
おしそさんによる弁当の解説は「これはサブリミナル効果を駆使して夕食を某ファーストフード店へと誘うお弁当」。ユーザーからは「すごーい!」「発想すごい」「天才」「本物以上においしそう」などの感想が寄せられました。
■おなじみのおかずだけで精巧に再現
投稿者のおしそさんに話を聞きました。
ーーご飯の上のバーガーに驚きました。
「月は卵の黄身だけを焼き、海苔を切り文字にしました。バンズ(パン)の部分には、縦に切って茹でたウインナーを丸く切りゴマを付けました。ベーコンがなかったのでハムをこんがり焼いて、チェダーチーズ、卵を。ハンバーグはミートボールを切ったものです」
ーーご飯に敷き詰めた海苔で夜空を表現?
「(マクドナルドの)ポスターの夜空は青かったので、海苔で代用しました」
ーーなるほど、ポスターを再現したんですね。月見バーガー愛を感じます。
「期間中に何度も食べる、最後の月見は冷凍するのは毎年の恒例です。最近は月見がない時でも『エグチ』というメニューをソースやピクルス抜きのプレーンで注文し、月見バーガーに近づけたメニューとして味わっています」
■「夕食はマクドナルドへ」のはずが…
ーー旦那さまの反応は?
「夫からは『月見バーガーいただきます』とLINEが来ました。まわりの人に見られないように食べていると思います」
ーー夕食は念願の月見バーガーを?
「何と私の親知らずが痛んで延期となりました。痛みで口が開けられず、1年待ったのにこんな状態で向き合うわけにはいかないと泣く泣く歯の治療中です。痛みが引けば明日にでも食べます」
■マクドナルドの月見は「今年で30周年」
マクドナルドの月見バーガーが誕生したのは1991(平成3)年のこと。「月を愛でる秋の風習“お月見”をイメージ」(同社)した商品は、今年で30周年を迎えるロングセラーにまで成長しました。
期間限定のため、毎年この季節を待ち望むファンも多く、発売開始とともにSNS上には投稿された月見バーガーの写真があふれます。中には「ドライブスルーの月見渋滞」「月見バーガー渋滞できてる」といった投稿もあり、人気のほどがうかがえます。
今年のラインナップは、定番の「月見バーガー」「チーズ月見」に加え、「濃厚とろ~り月見」「月見 マックシェイク」が登場。朝マックでは「月見マフィン」、スイーツ系では「月見パイ」など、全8種類がそろいます。
(まいどなニュース・金井 かおる)