カレー愛が高じて、矢井田瞳のコラボカレーが爆誕 名店とコラボしたその味とは?
大阪のカレーの名店「カレーや デッカオ」(大阪市中央区)とシンガーソングライターの矢井田瞳さんとのコラボカレーが誕生。8月下旬から、「デッカオ」で提供されています。
大阪府吹田市出身の矢井田瞳さん、カレーとスパイスを愛してやまないと言います。ハマったきっかけは、東京・下北沢にある「旧ヤム邸 シモキタ荘」で食べた「全がけカレー」に衝撃を受けたこと。複雑味のあるスパイスの風味がはじけ、新たな世界を見たと話します。
そこから、カレー屋さんめぐりを始めた矢井田さん。ラジオ収録の合間に大阪の「カレーや デッカオ」を訪れました。カレー好きのミュージシャンやファンの方からおすすめされていたので、念願だったそうです。そこで食べた「全盛りカレー」に感動し、熱い思いを周囲の人に語っていたら…なんと、コラボカレーを作ることになったといいます。
「店主の中川誠さんがつくるカレーは、お口の中でたまにガリッと感じるスパイスの爽やかさや香りをしっかり感じながらも、辛すぎないのが私好み。しかも素材らしさがしっかり感じられ、もうね、幸せが一皿にギュッと詰まっている」。
矢井田さんの熱い思いに応えた中川さんは「カレーで愛と元気を届けたい!っていうヤイコさんのカレー愛、さすがだなと。だってカレーを食べると、スパイス効果で身体や腸が温まり、しあわせホルモンと言われる「セロトニン」の分泌が活発になるとも言われていますから」と話します。
実は、中川さん自身も辛いのが苦手だと言います。作るカレーは、スリランカ人である奥さまのお母さん直伝。奥さまが子どもの頃、野菜が苦手だったためトマトサラダをカレーに混ぜて食べさせていたそうで、母の愛と現地の味に日本らしさがミックスされたカレーがお店の味のルーツになっています。
出来上がったコラボカレーは、「デッカオ」定番のチキンカレーにマグロの尾(テール)のカレーの2種類をセット。「スリランカは島国なので、魚のカレーもよく食べます。ココナッツミルクをベースにレモンの酸味をしっかり効かせた、スパイシーで爽やかなテイストに仕上げました」と中川さん。
コラボカレーは、ネット通販「GOOD EAT CLUB(グッドイートクラブ)」で購入可。「グッドイートクラブ」とは、みんなが”愛すべき食”が日本中から集まり、気軽に買えて、お店の応援もできる「食のマーケット&ファンクラブ」。驚きの組み合わせやこだわりの食べ方など、ここだけの楽しみが詰まったサイトです。
(まいどなニュース・金馬 由佳)