芸能人御用達!東京・西麻布の隠れ家的ラーメン店「楽観」を捜査、こだわりスープと返し醤油が絶妙
元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は年間500杯以上も平らげるラーメン通として知られる。「ラーメン刑事」のYouTubeも配信している小川氏が、当サイトにお勧めのラーメン店を紹介する。
◇ ◇ ◇
今回のラーメン店は東京・西麻布にある「楽観 」になります。西麻布の住宅街にあり、通りすがりに見つけられるラーメン店ではない。場所柄、著名な芸能人も訪れる隠れ家的ラーメン店だが、味も一流でした。
今回いただいたのは、一番人気であり、店長お薦めの「琥珀」(税込1150円)。醤油ラーメンである。チャーシュー3枚、味玉、メンマ、玉ねぎのみじん切り、海苔(のり)2枚がのっている豪華版である。
スープからいただく。見た目は濃い醤油味のイメージだが、優しい味、そして「うまい」の一言!よくありがちな、鶏油の香りはしない。スープは、豚の肩ロース部を中心に時間をかけて丁寧に作っている。鶏は使っていない。しかし豚臭さやしつこさは全くない。鰹、昆布、煮干しでお出汁を取っている。
返しの醤油は、茨城県土浦市の、柴沼醤油醸造の木桶仕込みで造る一等醤油を使用している。お出汁にこだわり、豚のスープと返しの醤油のコラボレーション。見事な味である。
店長は、國元駿さん(32)。「楽観」は西麻布の本店のほか、都内の立川、武蔵小山に店を構える。国内は3店舗だが。米国LAにも3店舗進出している。
麺は、中細ストレート麺で、製麺所で「楽観」オリジナルの麺お願いしている。楽観のスープに合う麺を試行錯誤し、完成させた自信の麺である。麺の量は130グラム、ラーメンの上に、玉ねぎのみじん切りがのっているが、玉ねぎのしゃきしゃき感と、醤油味とのバランスが絶妙である。スープは、コクがあり、お出汁の奥深さが残る!上品な味!
【取調メモ】
店 名・「楽観 」NISHIAZABU GOLD
住 所・東京都港区西麻布1丁目8-12
最寄駅・東京メトロ六本木駅か乃木坂駅から徒歩7分-8分
営業時間・11時-20時(日曜のみ11時-17時)
定休日・なし
スープ・醤油味
麺・中細ストレート麺